今日は宇部店のピットからホンダのインサイトの作業のご紹介です。
すでに他店でカロッツェリアのP01とトレードインスピーカーを取り付けておられましたが、音に不満があるという事で入庫となりました。
ダッシュ上の純正ツイーターの位置にトレードインスピーカーのツイーターが入っていましたが、ここは使わずに・・
ダッシュ上に専用スタンドを使ってJBLのP560型ツイーターを取り付けます。
インサイトの純正位置よりも手前の傾斜のある部分が余分な音の反射がないのでそこを選んでいますが、傾斜に合わせてかなり仰角を付けています。
ドアのトレードインスピーカーのミッドはそのまま使用して、前後のドア4枚の内張りを外してベーシック防振の施工を行います。
ドアを開けて事前に響きを調べて、マーキングを行ってからマットやメタルを貼っていきます。
先日のモーターフェスティバルではメタルとマットを貼った鉄板と何も貼っていない鉄板をたたいて残響の減衰のデモを行いましたが、材質の組み合わせと複雑な形状で僅かな材料でもかなりの吸音効果があります。
会場では多くの方から「こんなに吸音するの?」と驚かれた方が沢山おられました。
インサイトのお客様もその一人です。
そしてP01のデッキをお使いだったので天板の同メッキレスの加工もして頂く事になりました。

同メッキのメリットは外部からの電磁波を反射して音質劣化を防ぐというところですが、実は内部から自分が発した電磁波を閉じ込めてしまい、それが音を抑圧してしまい完全な高音質とはいえません。
そこでピュアディオでは天板を同メッキレスの加工をして、内部から発した電磁波を上に抜いて音質アップを図っています。
更に現行のP01は内蔵アンプレベルの外部アンプが付属していますが、以前に他店で取り付けた時にアンプから出ているスピーカーケーブルは交換しているのに、
ラインケーブルは付属の安くて長さが余っている物をそのまま使用していました。
余ったケーブルは見えない部分で束ねてあったので、「これなら手前のラインを短い物に変えていた方がロスが少ないのに。」と思いながら仕事をしていました。
明日出庫になりますが、入庫時に比べたら夢の様な音に変わって出庫出来るでしょう。
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Posted at
2013/06/13 15:42:22