今日は福岡店のピットから日産のNV350キャラバンのご紹介です。

パナソニックのストラーダに純正スピーカーの状態で入庫になりました。

16センチの純正スピーカーはそのままに、ピュアコンとJBLのツイーターをプラスするベーシックパッケージの取り付けです。

ダッシュ上にはJBLの508型ツイーターを専用スタンドを使って取り付けていますが、508ツイーターは以前のモデルですから現在は発売されていません。
前に乗られていたお車から移設で持って来ていますが、車種別専用のベーシック
パッケージはツイータースタンドの角度とピュアコンのパーツの値を変えれば次の車に移設する事が可能です。
NV350専用のパーツに変更したらピタッと狙った音が再生出来ます。
そして移設と同時にドア防振の作業もさせて頂きました。

ドアを開けてどの部分にどの材質を貼るかをマーキングして防振作業を行います。
無駄にダラダラ防振材を貼るのではなく、どの部分にどのぐらいの音域の残響があるから、どの材料で制振するかというのを調査していますから、コストパフォーマンスは高い防振になっています。
それと完成後はダッシュ上にツイーターしか付いていない様に見えるベーシックの作業も、ナビオーディオの真裏から信号を取り出すためにナビは一度引き抜きます。

カー用品店では純正配線の端から信号を取り出して時間短縮している所がほとんどですが、サウンドピュアディオは見えない部分に時間をかけて音のロスを最小限に防いでいます。
全ての配線作業が終わったら次はイコライザー調整ですが、その前にDSP機能を
オフにしてから調整を行います。
7バンドのイコライザーを駆使して最も生の音に近いポイントを探します。
イコライザー調整が終わったらもう一度DSP機能を呼び出して音を確認しました。
ただDSPを否定するだけでなく、どの音域が強調されてどの音域が抑圧されているか確認しました。
スタジアムのポジションがスケール感がある様に聴こえたのですが、低音域は強調されている反面、中音域はこもってしかも引っ込んで聞こえたので、「やはりオフが
一番ベストか。」と元に戻して出庫の準備に入ります。
純正スピーカーがベースですが、2WAYのセパレートスピーカーを完全に凌駕する
システムが出来上がりました。
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Posted at
2013/06/27 12:16:07