今日は先日の宇部店からスズキのスイフトの作業のご紹介です。
その日はたまたまスイフトが2台入庫していました。
黒い方は純正スピーカーをベースにベーシックパッケージの取り付けを行って、
何度も入庫しているパターンなので難なく出庫となりました。
もう一台の白は今までに扱った事が無かったスピーカーだったのでかなり時間がかかりました。
そのスピーカーはダイヤトーンのDS-G20で、他店で取り付けられたスピーカーにピュアコンの装着と防振の作業での入庫でした。
ツイーターは付属スタンドでダッシュに付いていて、ミッドはインナーでドア内に付いていました。
付属のネットワークで鳴っている状態からピュアコンのブラックボックスとコイルを取り付けて音を変化させて一番いいポイントを探すのですが・・
10数種類あるブラックボックスがピタッと特性が合う物がなくて、今回は一から設計して作りました。

その設計とはメーカー製のネットワークから2・3割レンジを狭くしてハイパスを作り直すというやり方で、メーカー製のネットワークはミッド側のコイルが自由に変えられないので、あらかじめツイーター側のレンジを広くして無難に乗り切ろうとします。
ただあらかじめレンジが広いという事は同じ周波数がある範囲でかぶる状態になって、それがノイズキャンセリングヘッドフォンの様に『同じ周波数が違う向きで来ると
打ち消しあう』という状況を生みます。
それでサウンドピュアディオはメーカー推奨値よりもツイーターのレンジを狭くして、
その分ミッドのコイルを数百種類の中から細かく選んでピッタリのクロスポイントを探して合わせ、結果的に高能率になっています。
長年ピュアディオとお付き合いして頂いているお客様は『ピュアコンを使うと音が良くなってスピーカーの寿命が長くなる』と言われています。
今回のスイフトにはパナソニックのストラーダのSDナビが装着してあって、最初は
その状態でピュアコンの設定を合わせていたのですが・・
バッテリーがカオスの青いバッテリーで音色が明るくて調整の壁にぶつかったので・・
ボッシュのハイテックシルバーⅡを仮付けして調整しました。
ただここまでしたのなら、とデッキもCD-400を仮付けしてピュアコンのパーツの設定を選びました。
ピュアコンがダイヤトーンのDS-G20で限界まで生の音に近づいたら、そこでデッキとバッテリーを元に戻してイコライザー調整を行いました。
一度完璧なデーターが取れれば後はスイスイと作業が進みますが、最初のデーター取は先々のグループのための財産ですから時間をかけてしっかり行います。
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Posted at
2013/07/10 11:22:40