今日は現在の福岡店の作業からアウディのTTクーペのご紹介です。
アウディ純正のナビオーディオをベースに、ベーシックパッケージを装着して音質アップを図ります。
アウディのTTクーペとA3はナビオーディオやスピーカーが共通のために当社のデモカーで得たノウハウを元にして作業すればバッチリ・・ でしたのですが。
何と今回入庫したお車はマイナーチェンジが入っていて、リアに専用アンプが装着してあって、しかもインピーダンスが2オームになっています。
しかし今までのA4・A5・A1とお客様のお車を1台1台じっくり調査して作業を進めていた甲斐あって、今までのアウディのシステムの共通部分を組み合わせたらマイナー後のTTクーペにバッチリ対応出来ました。
特にインピーダンスが2オームの車種に4オームのスピーカーを取り付けて正確な音色で鳴らすというのはかなりの実績を積んでいなければ出来ない技です。
当初はお客様はベーシックパッケージのみの装着でお話ししていましたが、お客様からドアスピーカーをP560に交換して、ベーシック防振も施工して欲しいとの事で
ドア内の調査と2オーム車両アンプにインピーダンス違いのスピーカーを取り付ける調査も行いました。
ドア防振については車両側に最初からある程度の防振材が貼ってあるために、これを併用して響きを作るのか、それとも剥がして下地を作ってから新たに貼るのかという判断もしないといけません。
何だかんだで防振材を貼る時間の3倍の調査などに時間がかかりましたが、その調査があってこそ、それが多くのお客様の信頼につながっています。
ベーシックドア防振の作業とP560のミッドをインナーバッフルで取り付けたら後はダッシュ上にピュアディオ製スタンドを取り付けて、JBLのP560のツイーターを取り付けました。
ダッシュ上に純正ツイーターのグリルが付いていますが、ここは今回は併用したりスコーカーを入れたりはしていません。
A5のクーペやTTクーペなどはフロントガラスの傾斜がきついために高音のガラスの反射がかなり気になる車種です。
その高音の反射を防ぐためにツイータースタンドを使って前に向けて高音質を再生しています。
そしてツイーターとミッドの周波数帯域とレベル、それにインピーダンスなどの特性をコントロールしているのはグローブボックスしたのピュアコンです。
まだメインボックスしか付いていませんが、これからパーツをあれこれ装着しては交換してを繰り返して音を追い込んで行きます。
ピュアコンで音を追い込んだ後はナビオーディオのイコライザーを調整して最終調整ですが、このイコライザー画面はクラリオン製ですね。
結局この純正システムは今までのTTクーペとA3の物と、A1・A4・A5のシステムを合体させた仕様でした。
そこまま4オームで設計されたネットワークを使って2WAYなり3WAYのスピーカーを取り付けたらかなり絞り上げた様な聴き難い音になっていたでしょうね。
最近福岡店は輸入車の比率がかなり高いですが、福岡市周辺に輸入車のインピーダンス違いのオーディオに強い店が存在しないからでしょう。
更にアウディの後ろではベンツの作業が入っていて・・
デッキの交換の作業だったので先ほど出庫いたしました。
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Posted at
2013/09/12 15:24:14