今日ご紹介するのは現在の福岡店の作業からBMWミニです。
ドアスピーカーが16センチのミッドバスと8センチのスコーカーの現行型のお車ですが、ドア防振とスピーカー交換の作業を行いました。
このBMWミニは純正スピーカーが16センチの割にはグリル径が小さく、13センチにサイズを絞ってちょうど口径が合うぐらいです。
今回使用した13センチスピーカーはJBLのGTOー529というモデルで、ご覧になって分かる様にコアキシャルの2WAYスピーカーです。
すでに半年前から代車に取り付けて実験しているので、お客様の中では存在を知られている方も多いのではないでしょうか。
(写真はEKスポーツにアウターで装着)
この2WAYスピーカーのハウジング内部にコイルとコンデンサと抵抗を使ったネットワークが組んでありますが、その部分をカットして信号を通さずにターミナルから銀線を使ってボイスコイルの手前まで信号を送ってフルレンジでロスが無いスピーカーに変更しています。
そのお客様への第一号の装着が今回のBMWミニです。
ツイーターはダッシュ上にピュアディオ製スタンドを使ってP560の物をセットして・・
P560ツイーターと529Dのつなぎはグローブボックス下のピュアコンで行います。
ただパーツの値は今回の組み合わせで専用設計で変えてあります。
またネットワーク回路とツイーター配線をカットしてダイレクト化していて、更にインピーダンス特性も変わっているのでP529D(ダイレクト)という別な型式を社内で付けています。
BMWミニは車両にインピーダンス制御のパーツが付いていますが、ドアのスコーカーを使わずに2WAYとして鳴らすので、ピュアコンからダイレクトに13センチスピーカーに配線しています。
3WAYとして使用した方が音は濃いのですが、2WAYで十分に音がつながっていて、それでもドアスピーカーの高音を抑えた方がいいぐらいだったのであえてスコーカー部分は使いませんでした。
さすが半年かけて実験をしていただけあってヌケがいいのに作り物っぽくない音に仕上がっています。
実はJBLのGTOー509Cのミッド単体とMS-52Cのミッド単体との比較テストを何度も行って、最終的に何故かコアキシャルをダイレクト化した529が選ばれたという経緯があります。
MS-52Cも良かったのですが、MSはMSのツイーターとミッドの組み合わせのみでしかつながらないというのがネックで、上下セット販売で単品販売は出来ないという結論に達しました。
その前の説明が長くなってしまいましたが、最後はナビオーディオのイコライザーを調整します。
パナソニックのストラーダの800というモデルでしたが、現行モデルほどではありませんが、やはりイコライザーはメモリーしない方が音が良かったです。
今日はピュアディオの新推奨スピーカーの取り付けのご紹介でしたが、ミニ作業の後にピュアディオ製アンプをデモカーに取り付けて実験します。
そういえばこのアンプの金属加工は坂口君が担当していますが、作っている本人が、「これは昔のファスのアンプに似ていますね。」というぐらい似ています。
素の金属ケースに一から穴を開けて、使っているターミナルのメーカーが同じだから似て来るのでしょう。
中身は全く違います。
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Posted at
2013/10/06 13:00:13