今日ご紹介する1台は本日の福岡店からシトロエンのC5です。
後ろから見たらかなり個性的なデザインですが、足周りもハイドロニューマチックという油圧のサスで乗り心地は抜群です。
C5のルーツを辿れば、以前はエグザンティアと呼ばれていて、その前はBXと呼ばれていました。
自分はBXの時に乗っていてハイドロニューマチックを体験していました。
さて本題のカーオーディオの話に移りますが、純正カーオーディオは1DINよりやや大きなデッキで表示部はダッシュの上にセパレートになっています。
オーディオ以外の情報も表示されるために純正デッキはそのまま残して・・
ハンドルの右下の小物入れの部分を加工してカロッツェリアのDEH-P970を取り付けました。
ドアはアウタースラントの加工をしてピュアディオブランドの限定品・ZSP-JWを装着しました。
このアウターバッフルは車体と金属のリングでつなげて剛性を上げていますが、金属の表面は固くて表面がつるんとしているのでセメントコーティングしてザラザラに
して音を拡散させています。
ツイーターは純正位置は音を発して直ぐにガラスに反射して音が荒くなるのでここは使わずに、ピュアディオ製スタンドを使ってJBLの508のツイーターを取り付けています。
ミッドとツイーターが装着出来たら音を鳴らしながらグローブボックス下のピュアコンのパーツの値を変えながら音の調整を行います。
シトロエンC5は初めての施行なのでかなり時間をかけてあーでもないこーでもないとパーツをはめ替えて、もうここが限界という所で閉じました。
次にはDEH-P970のイコライザー機能を使って細かい音の調整を行います。
このP970は35000円プラス税でタイムアライメントの機能が付いているのが売りですが、ピュアディオのグループはタイムアライメントを使わない方針なのでここは通常はオフというか左右のスピーカーカーから発せられる音のタイミングは同時なのですが・・
一般的なお店が「タイムアライメントを使って高音質!」と言っているので、たまには聴いてみるかとボタンを押したら・・
『ポジションをLかRにセットして下さい』と表示が出て最初にL側に時間の遅れがかかってとんでもない音になりました。
「これって助手席で聞くとこの音になるのか。」と思いながら自分の座っている運転席側のスピーカーのタイミングを遅らせたらボーカルが目の前で歌っているではありませんか!
これは音楽を良く知らない人が聞いたら、「すごい機能だ!」と喜びそうな音でした。
ここまで読むとそんないい機能をなぜ使わないんだと思われた方もあるでしょう。
実はサウンドピュアディオのお客様は音楽アーティストのファンクラブに入られている方が多く、その方たちはファンクラブイベントでアーティストの生の声を知っておられる方がなのでタイムアライメントで作った音を拒否されるのです。
確かに面白い機能だとは思いますが、運転席に音を合わせると助手席の音は最悪で、運転席は音は合っている様に聞こえるものの本来の音色ではないためにこれからもタイムアライメントの機能はオフにして音決めするでしょう。
結局シトロエンC5は左右同じタイミングで音を発した状態で調整して、これから納車になります。
イイね!0件
TS-T730Ⅱ カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2025/01/07 15:02:47 |
|
映画『シン・ゴジラ』を観て来ました カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2016/08/16 14:33:11 |
![]() |
ホンダ・ステップワゴン スピーカーの音質アップ カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2015/11/17 14:55:36 |
![]() |