今朝は福岡店に出社したのですが、宇部店が代車が足らないというので直ぐに乗って行き、それから新幹線とJRを乗り継いで2時前に福岡店に戻りました。
さて今日ご紹介するのは昨日の福岡店の作業からトヨタのヴェルファイアです。
ディーラーでアルパインのビッグXを取り付けられた状態で入庫となりました。
もうおなじみの純正スピーカーにJBLツイーターとピュアコンをプラスするベーシックパッケージを装着しました。
ヴェルファイアの縦20センチ×横16センチのスピーカーはかなり低音が出ていて、
これに安いパワードのウーファーを取り付けると同じ周波数がダブってしまい、逆に低音が締まらない状態になります。
ベーシックパッケージではピュアコンでドアスピーカーのインピーダンスコントロールを行っているので、純正ながらキレのいい低音に変身します。
ダッシュ上には純正の中高音用のスピーカーが付いていますが、ここは高音がグリルにひかかり、更にガラスの反射を受けて理想の状態ではないのであまりグリルやガラスの影響を受けない中音用として使います。
(ツイーター用に太いケーブルがひいてきています)
当然の事ながらピュアコンでインピーダンスも周波数レンジもコントロールしていますから、純正そのままの音ではありません。
デリケートな高音部分はピュアディオ製スタンドで仰角と左右の振り角を付けたJBLツイーターに任せます。
そして低音・中音・高音のそれぞれのスピーカーにグローブボックス下のピュアコンに信号を送りますが、もう何台もヴェルファイア・アルファードの取り付けを行っているので、完全にピークポイントに出来るユニットが装着されています。
全ての結線が終わったらビッグXの音調整を行いますが、最初からアルパインが車種別にチューンしたデーターが入っていたので、それをシステム変更に合わせて調整して行きます。
純正のスピーカーに合わせたタイムアコレクションが入っていたのですが、助手席に座った人は遠い右のスピーカーがより遅れて聞こえるので左右の音の発するタイミングを揃えました。
実際には運転席に合わせて右のスピーカーを遅らせていても運転席ですら不自然に聞こえるのでこの機能はオフにするのが一番です。
ちなみにサウンドピュアディオのお客様の中には歌手のファンクラブに入っておられる方が多く、ファンクラブイベントなどで実際に生の声を聞いておられる方々なので、タイムアライメント(またはタイムコレクション)をかけた状態で自分の好きな歌手の声を聞かれたら直ぐに、「この声は違う!」と言われます。
次にイコライザーの調整ですが、こちらも最初からパッケージしてあるパターンだったので・・
一から個別に調整し変えました。
自分がPA無の生の声や生の楽器の音で聴いた事のあるアーティストさんのCDを使って、このシステムの限界まで生の音に近いポイントに追い込みます。
お客様は音の仕上りに大変満されました。
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Posted at
2014/03/09 14:00:58