今日ご紹介するのは昨日の福岡店の作業からスズキのハスラーです。
納期がかかる2トーンカラーのお車で、昨年の12月に注文されてやっと納車になったそうです。
わざわざ隣の熊本県から来店して頂きました。
オーディオレス車にイクりぷすのナビを装着した状態で入庫となって・・
純正ドアスピーカーをそのまま使用して、JBLツイーターとピュアコンを装着するベーシックパッケージの施工をさせて頂きました。
ダッシュのツイーターの位置は以前に時間をかけて選んだ場所に設置して、ツイーターの根元まではピュアディオブランドの太くて純度の高いケーブルで信号をひいて来ています。
グローブボックス下に仕込んだピュアコンでドアスピーカーとツイーターに周波数レンジとインピーダンスを制御した信号を分配して高音質を実現しているのですが・・
ハスラー用のコイルはかなり巻きの少ない物が適正で、機械巻きしたコイルをほどきながら測定して必要なインダクタンスを得るのではなく、一から手作業で巻いているのが現状です。(写真は以前のハスラーの作業より)
その作業はまずロールからほどいた銅線を必要な長さよりもやや長めに切って、それからある程度真っ直ぐして巻きやすくします。
次に空のボビンに銅線をひっかけて力を込めてキリキリと銅線を締め上げながら巻いて行きます。
巻く途中はこんな感じで、ハスラーに必要な巻き数はボビン3往復ちょっとです。
(導通させて測定出来る様に先のエナメルはヤスリで剥がしてあります)
そして最後の方はワールドビジネスサテライトにも出ていた測定器で測定しながら
必要なインダクタンスに達成したらテープ巻きしてほどけない様にして、更にインシュロックで巻いて両端に24金メッキ端子を付けて完成です!
巻いている間は常に強い力で引っ張っているので、作業後にはフェイタスのお世話にならないといけません。
ここまでやって音があまり変わらないのならやる必要は無いのですが、この手間と
集中力で良い音になるからやめられないのです。
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Posted at
2014/04/07 12:06:23