今日ご紹介する1台は現在の福岡店の作業からトヨタの新型ハリアーです。
向上装着のワイド画面のナビオーディオ付き車で・・
JBLのプレミアムサウンド車です。
プレミアムサウンド車ですが音調整は3トーンしかなく、音に不満を持たれてベーシックパッケージとベーシック防振の施工で入庫されました。
この仕様は車両に専用アンプが付いていて、全てのチャンネルがフルレンジではなく周波数幅が制限された状態で出力されているので通常のスピーカー交換が出来ません。
ドアスピーカーは低音のみしか再生しておらず、中音域がもれない様にグリルの中に更にグリルがあります。
ドアが低音用になっていながら更にリアのラゲッジにサブウーファーが付いています。
低音域は十分な量が出ているのですが、フロントドアに残響があってレスポンスが良くないのでベーシック防振の施工を行いました。
次にフロントのダッシュ上の中高音用のスピーカーを取り外して、周波数特性やインピーダンス特性を計測してベーシックパッケージの開発を行います。
ダッシュ上のJBLのP560型ツイーターとミックスした時にどういう特性にするかピュアコンのパーツをあれこれ交換して音決めを行います。
棚の上からあれこれコイルを持って来て交換してもなかなか理想の音にならないので・・
ストックに無い巻き数のコイルを一から巻きました。
巻き終わりがこれですが、今までに無い巻き数の少ないインダクタンスのコイルです。
そうやって今までに無い値のコイルをいくつか巻いて音を変えていたのですが、途中でこちらのブラックボックスの方が今までに無い値でないとマッチングしない事に気が付きました。
これから規格外のブラックボックスを何個か作り、それから中のパーツの値を変えながら音を追い込んで行きます。
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Posted at
2014/05/28 14:35:54