今日ご紹介する1台は先日の福岡店の作業からカローラ・スパシオです。
トヨタ純正のマルチAVステーションというナビオーディオ付で入庫となりました。
ダッシュ上にはJBL製ツイーターをピュアディオ製スタンドを使って取り付けて・・
ドアにはインナーバッフルを製作してJBLのP560の13センチのミッドを取り付けました。
リアのラゲッジにはベーシックウーファーパッケージの20センチユニットを長方形ボックスに取り付けています。
ベーシックウーファーパッケージはラゲッジの形状に合わせて正方形と長方形の2つの形から合う方を選べます。
全てJBLユニットで車全体として3WAY構成で一度出来上がったのですが・・
代車がアウターバッフルの車だったせいかインナー取り付けでは満足出来ず、もう一度アウター化するために入庫となりました。
ノーマルのグリルと比べたら手前と斜め上に角度が付いていますから、音ヌケが良くなります。
また普通はインナーバッフルを何枚も重ねて最後にアウターとつなぐ方法で固定されていますが、ピュアディオではスラントしているために積み重ねではズレが出て来て、そのために金属シートで固定した後にセメントコートで固めて剛性を上げています。
この入り組んだ形状は全て一から削って形成してあります。
スピーカーを組み付けて音が出たらグローブボックス下のピュアコンのコイルを交換して音を合わせます。
インナー取り付けの時はグリルに音がひかかってヌケが悪かったのでコイルの巻を少な目にして調整していましたが、今回はそのままだとヌケが良すぎて音が軽くなるのでコイルの巻き数を増やして音に重みを持たせてバランスを取ります。
ここの部分の調整は一般的な固定コイルでは表現出来ない音の表現の根源で、その微細な表現のために多くの巻き数のコイルをあらかじめストックしておいて『どの車で・どのユニットで・どの状態で』のピッタリ適合させています。
ちなみにこのコイルのストックは年々増えて行っていて、棚は上下2段になって10年で倍ぐらいになりました。
最後にナビオーディオのイコライザーで調理で最後に調味料を一振りするような微調整を行って出庫しました。
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Posted at
2014/06/25 11:39:28