今日ご紹介する1台は本日の福岡店の完成車からレクサスRXです。
全車異形パネルのナビオーディオ付でシステムアップは簡単には出来ない仕様です。
今回はベーシックパッケージと取り付けとドア防振の施行を行いました。
RXのフロントスピーカーは3WAYになっていてトヨタサイズの楕円のウファーに加えてドアの上部には中音用のスコーカーと高音用のツイーターが並んで付いています。
上の写真の状態は既に純正ツイーターを抜いていて、内側から金属シートでふさいでいます。
ツイーターはダッシュ上に専用スタンドを使って取り付けて、いつもはグローブボックス下に取り付けるピュアコンはリアのスペアタイヤのスペースの奥に付けています。
次にドア防振の施行に移って、ドアの内貼りを分解して外板裏にベーシック防振の施行と、内側のサービスホールの防振と、内貼り裏のセメントコーティングの方ドア3面のフル防振を行いました。
それにプラスしてリアの防振も行いましたが、普通はベーシック防振の1面だけの方が多いのですが、何とリアまでこだわって3面のフル防振の施行を希望されました。
実はRXのお客様はお盆休みを利用して三重県から起こし頂いていて、何度も入庫する事が出来ないので一回でドア4枚フル防振の施行を希望されていました。
自分が札幌から帰って来た15日からお預かりしていて、今日の15時が納車のタイムリミットでした。
レクサスRXは今までにも数台入庫していますが、標準仕様は一部配線が変わっていて、カプラーの形状と配列が変わっていたので一から調べ直しました。
またリアスピーカーがコアキシャルからセパレートに変わっていたので今までとフロントシートでの音の聴こえ方が変わっています。
そこでラゲッジ奥に仕込んだピュアコンのコイルの値をあれこれと時間をかけて交換して、一からマッチングを取り直しました。
散々変えて3マイクロぐらい上の値がピークにいい値と分かってそこで固定しました。
最後にバス・ミッド・トレブルの3トーンで音調整して納車の準備に入ります。
純正のユニット同士の周波数レンジが大幅にかぶさっている状態とは違い、ここから高音、ここから中音とクッキリ帯域分けがしてあるので音が艶があって本来の人間の声っぽく再生しています。
今回はサウンドピュアディオでRXの取り付けをされるのがメインで福岡に来られて、2泊で観光されている間に仕上げました。
今年は遠方からのお客様が例年よりも増えていますが、納期と音の仕上りについては絶対という気迫で仕事に励んでいます。
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Posted at
2014/08/17 15:37:40