今日ご紹介する1台は昨日の福岡店の作業からフォルクスワーゲンのゴルフです。
純正の異形パネルのナビオーディオ付で入庫となってベーシックパッケージの取り付けとベーシック防振の施行を行いました。
ゴルフⅦのディスク挿入口はグローブボックスの中に有って、アンプ部はデッキ裏に付いているのでデッキ部を一度引き抜いて裏から音信号を取り出します。
取り出した信号はグローブボックス下のピュアコンに送られますが、デッキの真下にあるピュアコンでも実はある理由で遠回りで音信号を引いて来ないいけません。
ここにはゴルフⅦ専用のパーツの組み合わせの物が装着されているので、最初から最も良いクロスポイントに合う様になっています。
ダッシュ上にはピュアディオ製スタンドを使って角度を付けてJBLの外ドームタイプのツイーターが付けてあります。
ピラーに付いている純正ツイーターはグリルの形状で大きく見えますが、中はこんな感じで、ハイパスフィルターは貧弱で向きもリスナーからそれています。
ベーシックなのでドアスピーカーはそのままですが、ノーマルで鳴りが悪いのがピュアコン通しで聞くとこもりが減ってスッキリします。
更にドアの内貼りを外してベーシック防振の施行を行って音質をアップしますが、通常の国産車用のベーシック防振が金属部分のみなのに対して、ゴルフⅦでは金属部分とプラスチック部分に分けて防振を行っています。
理由はゴルフの金属部分はかなり固く出来ており、よほど響く部分のみをピンポイントで防振して、残りの材質は震えが出ているプラスチック部分を固めて振動を抑えます。
全ての作業が終ったらフェダーとトーンの調整を行います。
スタジオのミキサーをイメージしているトーンをわずかに調整したら完成ですが、ゴルフⅦはかなりの台数の作業を行っているので一発でピークのポイントにたどり着けます。
納車時には自分は福岡店にいなかったのですが、音の仕上りにお客様は大変満足されていたそうです。
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Posted at
2014/12/08 11:05:17