今日ご紹介する1台は昨日の宇部店の作業からホンダのフィット3です。
ホンダのディーラーオプションのナビ『ギャザーズ』を装着した状態で入庫となり、ベーシックパッケージとドアスピーカーの取り付けと、ドアの防振作業を行いました。
ツイーターはJBLの外ドームタイプの物をピュアディオ製スタンドを使って角度を付けてセットしています。
現行のJBLのモデルではMS-52Cのツイーターが内ドームになってしまい、GTOやGTXシリーズでは外ドームでもサイズが小さくなったために貴重な存在です。
ドアスピーカーはピュアディオブランドのISP-130をインナーバッフルを製作して取り付けました。
ドアには外板裏のベーシック防振とサービスホールの防振、それから内張り裏にセメントコーティングの片ドア3面のフル防振の作業を行っています。
しかしこれだけの作業をしていながら写真撮影をしていなくて・・
この前の火曜日の定休日に社員が休日出勤をして組み上げていたので、自分が水曜日に宇部店に出た時には写真を撮るところが無くなっていました。
水曜日は音を鳴らしてグローブボックス下のピュアコンのパーツをあれこれ交換して音を調整したのですが・・
ISP-130は一から鳴らすと2・3時間は本調子が出ずに、調整中にころころと音が変わってしまいます。
そこで調整用CDで軽いインストロメンタルや重低音の入っている音源や、たまにボーカル物などあれこれと曲調を変えてスピーカーを慣らしました。
音が整ってピュアコンのパーツの値が決まったら次に純正ナビのイコライザー調整を行います。
このギャザーズのイコライザーは刻みが152とか367とか中途半端な数字で、おそらく楽器のオクターブを基準にしているんでしょうね。
イコライザー調整の途中で車速連動のボリュームがオフになっているか確認したのですが、入れるか入れないかで微妙に音に差が出ます。
ただし純正スピーカーやトレードインスピーカーで分かるレベルの差でなないので普通は気にならないレベルですが、ピュアディオでチューンすれば入れない方が音が滑らかだと分かります。
ドアをフル防振して車内も静かになったので、車速連動ボリームもそんなに必要性を感じなくなるはずです。
鳴らし込みと調整で3時間ぐらいISP-130を鳴らしていたら、最初に出た音とは全く別な深みのある素晴らしいサウンドに変身しました。
以前にFMラジオを半日ぐらいかけた事がありますが、CDをあれこれ変えて鳴らした時ほどの効果が得られず、結局一からやり直した事があります。
手をかければしっかりと応えてくれるスピーカーですが、ZSP同様に大手メーカーでは条件の制約が多いから発売出来ないタイプのスピーカーです。
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Posted at
2014/12/18 11:40:36