今日ご紹介する1台は昨日の福岡店の作業からデモカーのホンダNBOXです。
もう購入して2年半が経過しましたが、新車を買ってから一度もシステム変更をしていなかったので、昨日お客様の作業が1台の時に横に並べてスピーカー交換を行いました。
システムはクラリオンのごく平凡なナビオーディオに・・
JBLの外ドームタイプのツイーターとピュアコンのベーシックパッケージにドア防振をプラスした内容です。
見た目はしょぼくてもピュアコンを通すと音がシャキッとしていた純正のドアスピーカーですが、発売間もなくNBOXを買われてベーシックを取り付けられたお客様からは「そろそろドアスピーカーを交換したいのでスピーカー交換した状態を聴いてみたい。」というご要望が増えてきました。
そこで装着テストでJBLの新製品のGX600Cの16センチミッドのみを取り付けてみたのですが・・
音はなかなかいいのですが15000円の価格の中にこの左の小さいツイーターが含まれているのがちょっと問題です。
このツイーターをバラ売りして使って今のベーシックパッケージよりも安いパッケージが作れますが、やはり25ミリサイズの外ドームツイーターあってのベーシックパッツケージの魅力ですから諦めました。
そこで同じサイズのミッドを使っているGX602のコアキシャルスピーカーのツイーターを鳴らさないでミッドのみとして使う事にしました。
パッシブネットワーク部のコイルとコンデンサがスピーカーの裏に付いていますが、ここの回路をカットしてダイレクト化したら測定上GX600Cのミッドとほぼ同じ性能を得る事が出来ました。
そしてNBOXの純正スピーカーを外した位置にインナーバッフルを作って取り付けました。
結果はGX600C用に巻いたコイルでマッチングして純正ミッドに比べたらかなり貼りがあって透明感があるサウンドになったのですが・・
やはりNBOXは着座位置が高い割にスピーカー位置が低いのでもう一工夫したくて13センチサイズのGX502のコアキシャルをダイレクト化して付けてみました。
サイズを絞った分ほど中音域が濃くなって、低音もストロークが深いので純正よりも出る様になりました。
ちょうどGX502を装着した辺りからデモカー試聴希望のお客様が何人か来店されて、その中のお一人がNBOXに乗られている方でその場でこの仕様と同じ内容で受注となりました。
インナーバッフルの他にはレインガードと密閉度を上げるシール材の取り付けと、更にドアに純正配線とは別な太いスピーカーケーブルを通すと2万円以上の費用がかかりますが、スピーカー本体の価格が安いためにトータルの支払い価格が安すく上がり音質もスタジオ的な魅力的な音がします。
NBOXでスピーカー位置が低かったのでGX502の方が良い結果が得られましたが、逆にドアスピーカーの位置が高い車では16センチサイズのGX602の方がマッチングがいいと思います。
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Posted at
2015/01/12 14:34:35