今日ご紹介する1台は昨日の福岡店の作業からボルボのV40です。
現行のボルボは全て異形パネルの専用ナビオーディオが付いているために、純正を活かした音質アップを図りました。
フロントスピーカーは16センチプラスツイーターの2WAY構成で・・
ミッドのインピーダンスが2オームで、通常の4オームの半分の値です。
この場合ピュアディオではシステムアップの方式は3種類あって、まずは2オームのスピーカーをそのまま使用するベーシックパッケージと、ハイローコンバーターを使って4オーム対応の別アンプを付けて4オームスピーカーを使う方法・・
そして2オームと4オームの中間の3オームのスピーカーをインピーダンス変換して2オームの車両アンプに合わせる方法で、今回はドアを3オームスピーカーに交換する方法で音質アップを行いました。
ボルボはドア上部に外ドームのツイーターが付いていますが、向きが悪いのとハイパスフィルターが貧弱なのでこれは使わずに・・
ダッシュ上にJBLの外ドームタイプの25ミリの物を取り付けて再生します。
2オーム用の車両アンプから音信号をグローブボックス下のピュアコンまでひいてきて、ドアの3オームスピーカーとダッシュ上のツイーターに分配します。
もうこの組み合わせも何台も取り付けているので手慣れたものです。
そして調整用CDを再生して音を確認しようと思ったら??
CD挿入口が見つかりません。
いつもCD再生状態でお膳立てされていたので一から入れようと思ったらエアコン吹き出し口との隙間みたいな所に入れないいけない事に気付きませんでした。
この挿入口を分からない様にしている所がオシャレですね。
何台も作業をこなしているボルボのシステムだから一発でピュアコンの値が決まるかと思ったら、何故か何度もパーツを交換して探らないといけなくなって・・
その理由は、このツイーターはお客様が以前から使われていたJBLの508型を移設して来ていて、現行ボルボの作業は全てP560のツイーターで行っていたので使用するパーツが違うのでした。
ツイーターとミッドを組み合わせた時のトータルのインピーダンスが変わるためにピュアコンのパーツもそれに合わせてあれこれと替えて行って音を追い込みました。
最後にイコライザー調整を行って出庫の準備に入ります。
ボルボのお客様は前のお車では一般的な4オームのシステムだったので音に不満を持たれるかな?と心配していたのですが、ボルボの最初の音があまりにこもっていたので大満足ですと言われたので安心しました。
この様なインピーダンスが特殊な車はサウンドピュアディオの得意なカテゴリーで、パーツの交換が自由に出来るピュアコンがあるからこそ出来る技です。
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Posted at
2015/03/08 10:38:37