今日ご紹介するのは先週の宇部店の作業からアウターバッフルの製作2台です。
まずはCX-5から。
ノーマルのドアはこんな感じですが・・
アウターでスラントのバッフルを製作してJBLのP560のミッドを装着しました。
ツイーターはピュアディオ製スタンドを使ってJBLの外ドームタイプです。
続いてホンダのグレイスです。
ノーマルの内張りに対して・・
アウター・スラントのバッフルを製作してピュアディオブランドのZSP-MIDを装着しました。
ツイーターはワイドスタンドを製作してB&Wのブルードームの物を取り付けました。
以前に乗られていたお車からの移設で、一般的には車で使用すると寿命が短いと言われているB&Wのブルードームのツイーターもピュアディオでは純正ネットワークよりも周波数レンジを狭くしてと余裕を持って使っているので長寿命になっています。
レンジを狭くしてもメーカー製ネットワークよりも高音質になるのは数百種類に及ぶ交換用のコイルでミッドのレンジを広げられるからで、ただ広くするだけでは再生しにくい部分の汚い音まで聴こえてしまうので、音を聴きながら綺麗な音になる巻き数を探して何度も交換して音を決めています。
最近では一部の車種で巻き数の少ない物が必要になっていて、カラのボビンに一から巻いています。
ただ市販のボビンで力を入れてキリキリと巻いているといつか怪我をしそうなので・・
ピュアディオ製の角を落とした手巻きコイル用のボビンを開発しました。
これで遠慮なく思いっきり力を入れて巻きます。
既にサウンドピュアディオのユーザーの方ならお分かりと思いますが、一度手巻きもしくは手で巻き替えのコイルの音を知ったら、もう機械巻きだけで作られているコイルの音では満足出来なくなります。
コイルの話で長くなりましたが、グレイスではアウター以外にインパネを加工して1DINスペースを作ってナカミチのCD700KKを取り付けました。
アンプレスCDの名機で、パワーアンプは下の写真の左のピュアディオチューンの物を使っています。
少ない集費電力ながら手作業によってクオリティーの高い音を再生しています。
最後にもう一台、音質アップとは直接関係無い作業ですが、ノートに後付のHIDを付けられたらFMラジオの感度が落ちたとユーザーの方がおみえになりました。
ノイズテスターを使って発信しているユニットを特定してシールドを行ってノイズを閉じ込めました。
ただ閉じ込めただけでは十分ではなくて、シールドをボディーアースに落として普通にFMが聞けるレベルになりました。
元々自分は無線工学の方をやっていたので電磁シールドとかコイル巻きとかは専門分野でしたが、途中でオーディオに転向しても基本的な動作原理は同じなので昔取った杵柄が役立っています。
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Posted at
2015/03/19 12:12:37