今日ご紹介する1台は先日の福岡店の作業からマツダのCX-3です。
CX-3は全車マツダコネクトの異型パネルナビ付きで、標準スピーカー車とBOSEサウンド車の2種類があって、今回の作業は標準スピーカー車です。
先月ピュアディオツイーターとピュアコンを使ったベーシックパッケージを取り付けて頂いていましたが、2回目の入庫でドア防振の作業とフロントのドアスピーカーの交換をさせて頂きました。
ドアの内張りを外して防振の作業にかかりますが、CX-3は通常の国産車の様なサービスホールが開いた所に防水用シートが貼ってある構造と違い、輸入車の様にプラスチックのパネルで穴が完全に塞がっているタイプです。
スピーカーを外して外板裏を見ると鉄板面には何も貼ってありません。
中を覗き込んでも何も貼ってありません。
そこで外板裏の響きの中心に防振メタルと2種類の防振マットを使い分けて貼って、ピンポイントで振動を静めます。
CX-3は事前に響きのポイントが調査してあるので、手順書に従って作業すれば最も効率のいい防振が出来ます。
純正スピーカーを外した場所にはインナーバッフルを製作してピュアディオブランドの13センチミッドのISP-130を取り付けました。
ドアスピーカーのケーブルはベーシックの時の純正配線から、別なケーブルを純正カプラーの開いたスペースに通して引き替えてあります。
ユニット価格は28000円プラス税で低く設定してありますが、ZSP-MIDの128000円プラス税のスピーカーに近い時間のエージングが必要で、普通は3時間ジャンルの違うCDを再生して、スピーカーを慣らしてから調整に入ります。
実はCX-3のお客様は大分県からお越し頂いていて、前回同様に福岡で用事を済ませている間の作業を希望されていたので、事前にスピーカーボックスに組んだ状態でISP-130を鳴らしておいて作業時間を短縮しました。
ドアを組み上げたら見た目は純正のままですが、ユニット交換とケーブルの引き替えと防振作業でよりリアルな音に変身しました。
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Posted at
2015/07/08 10:13:18