今日は宇部店から書き込んでいますが、現在の天候は小雨です。
宇部店の店頭ではカロッツェリアのPRS-A900とピュアディオチューンのアンプの聴き比べが出来る様になっています。
メーカーから出荷されたアンプを分解して・・
入力段の小さい基盤と出力段の大きい基盤を取り出して、あたりのいい基盤だけを選んでそこからパーツ交換やハンダ付けのやり直しを行なってどんどん音を良くして行きます。
あたりのいい基盤だけを集めると残りのそうでない基盤があまりますが、それは販売する事はありません。
よくお客様から「そんなに無理して安いアンプをチューニングしなくても最初から高いアンプを売った方がいいんじゃないですか?」と聞かれますが、高いアンプは主義主張の強いクセのある物が多いのと、最近の車は充電制御して燃費を上げているので、アンプに回せる電気が少ないので安い電気を食わないアンプをチューニングして音の通りを良くして、それで音質を上げる事がベストと考えて今の手法を考えました。
最初はフロント2CH用のアンプのチューニングから始まって、現在はお客様のご要望に応えてウーファー用アンプのチューニングも始めました。
こちらは放熱の関係があって入力段から出力段まで横長の大きな基盤一枚で構成されていますが・・
メーカーの販売価格に合わせてコストの安い小さいパーツが使ってあるので、それを取り外し・・
コストがかかった大き目の高級パーツに交換して低歪でレスポンスを上がった音にします。
基盤の裏のハンダ付けもノーマルの濁った安いハンダから・・
100ヶ所以上高級なハンダに差し替えて音のヌケを良くしています。
ただハンダ付けするだけでなく、1ヶ所1ヶ所エアーで急冷却をかけてパーツに熱がこもらない様にしているので、1台チューニングするのにまるまる1日かかります。
最近では助手を横に付けて、急冷却は助手にしてもらったら楽になるかな?と考え始めています。
チューニングのパワーアンプがどんどん売れると同時に需要が増えるのがオーディオテクニカのハイローコンバーターをバラバラにしてチューニングして販売しているこのコンバーターです。
現在の取り付けではアンプを3台の車に取り付ければ、そのうち2台はRCAの出力が付いていないナビオーディオなので、急激に需要が伸びています。
元々4CHの物の内側2レーンのパーツを取り外し、大型のパーツへの交換と左右のセパレーションアップで通常のハイローコンバーターでは再生出来ない音質を表現します。
パーツを外しただけでなく、中のプリント基板の銅箔に切り込みを入れて、余計な方向に連流が流れない様にしてあります。
ケースや基盤を一から起こすとコストがかかるために、既にある既存の商品に手を加える事で同じ音質でも割安に販売出来るためにメーカー品に手を加えるという手法を取っています。
一度ロスした音信号は後でメリハリを付ける事は出来ても音の新鮮さは付け足す事が出来ないので、チューニングの作業は良い音造りには重要な工程です。
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Posted at
2015/08/20 11:10:56