今日ご紹介する1台は先日の福岡店の作業から新型のアウディ・A3です。
先代のA3では設定が無かった4ドアセダンです。
先代のA3が2DINタイプのナビオーディオだったのが現行型ではポップアップ式に変更になって、エンジンをかける前はディスプレイは見えません。
エンジンをかけたら下からモーターでディスプレイが上がってくる新デザインで、「うちのデモカーでA3を持っている時に比べたら随分と変わったな。」と思いました。
先代はデモカーで使っていたので細かい所まで知り尽くしていたのですが、現行は初めて入庫だったのでお客様の了承を頂いて時間をかけて調査を行ない、ベーシックパッケージの取り付けとドア防振の施工を行ないました。
まずはドアの内張りを開けてドア防振の作業を行います。
ドアスピーカーは先代と変わってA4と同じ様な20センチサイズに変わって、低音は今までより量が出る様になっていました。
ただ量が出る様になった割には外板裏の防振材は先代よりも減っているので、鉄板の響きを調査して防振メタルと防振マットを貼り合せるベーシック防振の施工を行ないました。
内張りのプラスチック裏にはフェルトが貼ってあり、ドアからのロードノイズが車内に入り難くしてありますが、フェルトではノイズがこもる感じがするので一度取り外し、下処理を行なった後にセメントコーティングを施してプラスチックの鈍い響きを消しました。
カチッという心地良い響きになり、20センチにサイズアップしたスピーカーの低音により何とも言えない響きも打ち消しました。
そしてフェルトを元に戻して内張りを組み付けたらドアの作業は完了です。
ベーシックドア防振は左右でメタルとマットを合わせて16枚貼るのが基本ですが、16枚全てドアの中で使っていて、少しドアポケットのプラスチック中が響くのでオプションとして追加でドアポケット内片ドア2枚の合計4枚のメタルを追加で貼りました。
続いてAピラーの根元に付いている純正ツイーターを取り外し、ダッシュ上に角度を付けてピュアディオブランドのATX-25のツイーターを取り付けました。
現行A3の車両アンプはグローブボックス内のプレイヤーの後ろにあり、ここから音信号を取り出してグローブボックス下のピュアコンに送ります。
ここの構造はゴルフⅦと全く同じで・・
ピュアコンの値もゴルフⅦと同じかというとドアスピーカーのサイズが違うからそうでもなく、あれこれとパーツを交換して現行A3にピッタリの値を探り出しました。
最後にナビオーディオのバス・トレブルを調整しますが、ピュアコンのパーツで音を整えて低音も高音もセンターが一番生の音に近いという設定にしています。
入庫した時はツイーターの向きがそれていて高音はいまいちで、低音は量は出ているもののどこかにたまったり震えたりしている部分があって快適とはいえない状態でしたが、問題点は全て改善してクリアーなサウンドに変身しました。
新型のアウディA3は、サウンドピュアディオのベーシックパッケージと防振作業をプラスする事で、更にプレミアム度がアップしました。
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