今日ご紹介する1台は先日の宇部店の作業からシトロエンのDS4です。
1DINプラス異形パネルの部分に1DINデッキとポータブルナビが付いていたのを取り外して、カロッツェリアの1DIN+1DINのサイバーナビのディスプレイとプレイヤー部分のみをデッキスペースに取り付けて、ハードディスク部分は見えない所に取り付けました。
画面をオープンしたらこんな感じです。
スピーカーはドアに複雑な形状のアウターバッフルを製作してピュアディオブランドのISP-130を取り付けました。
もちろんドアの中はフル防振してあります。
そしてダッシュの上にはスタンドを使って角度を付けたピュアディオブランドのツイーター・ATX-25を取り付けて、上下ともピュアディオブランドのスピーカーになっています。
シトロエンのDS4はどちらかというと珍しい車ですが、ダッシュに手順書や図面などが沢山置いてあり、過去の取り付け状況が記載してあるので難しい仕事ながらも比較的スイスイと作業を進めて行きました。
全ての結線が終り音が出る様になったらグローブボックス下のピュアコンのコイルを交換して、主にドアスピーカーの上限の周波数を決定します。
普通のドアスピーカーよりは上の位置で、かといって先代のムーヴの高さとも違い、今までに使用した事の無いコイルの巻数がに必要なりました。
音は巻き数は多いとかったるく聴こえて、巻き数が少ないと薄く透けて聴こえるという状態で、何度も生演奏で聴いた事のある楽曲を使ってちょうどいい巻き数を探しました。
以前は3WAYのスタジオモニターと言われるスピーカーの音を聴いた後に音調整という手法を取っていましたが、元々一つの音を3分割して再生した音を頭の中で一つにして、そこから2分割や3分割にして元の音を目指すという方法が後で考えたらやたらややこしくて不完全と分かり、2006年から多くのアーティストさんの生の声や生の楽器の音を聴いて、それをイメージして音調整する方法に変えました。
今考えたら「なぜもっと早くそこに気が付かなかったのか!」と悔やんでいますが、その分かなりの勢いで多くのアーティストさんに会って本当の音を聴きました。
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Posted at
2015/11/01 10:25:04