今日ご紹介する1台は現在の宇部店の作業からジープのレネゲートとです。
ジープのラインナップの中では最もコンパクトなモデルで、「ジープは乗りたいけど、取り回しがちょっと・・」と思っていた方も「これなら欲しい!」と衝動買いしたくなるモデルです。
ただ発売当時から人気で、こちらのお客様は購入を決められてから何ヶ月も待って、やっと納車になったそうです。
システムは以前乗られていたお車からフルシステムの移設ですが、レネゲートが初めての入庫なので、最初に時間をかけて調査を行なって、それから一気にフルシステムの取り付けに入ります。
まず純正のドアスピーカーは表から見ると斜めに楕円のスピーカーが付いている様に見えます。
中身は縦18センチの横に13センチのアメリカンサイズです。
ダッシュに中高音用のスコーカーが付いていて、フィルターで低い周波数が入らない様にしてあります。
これがベーシックパッケージだとフィルターを取り外して、ピュアコンで下限の周波数と上限の周波数を決めて中音のみにして、高音を後付けツイーターで鳴らす3WAY化します。
ドアの内張りを開けて外板裏とインナーパネルの響きを調査して、ベーシック防振の貼り位置と材質を決めます。
フロントだけでなく、リアドアの響きも調査しました。
一度ベーシック防振が仕上がったところで純正デッキから空中配線でケーブルを引いて来て・・
ピュアコンにつないでベーシックパッケージの状態で音を鳴らします。
ツイーターの仰角や振り角を探って、ベーシックパッケージの借り付けて音を鳴らしたら、これまで低音メインのはっきりしなかった音が、スッキリと透き通った音に変身して、低音域のレスポンスまで上がりました。
データーが取れたら空中配線でつないだ物を外して、次の作業に移ります。
ダッシュの周りを大幅にマスキングして、ワイドスタンドを作るためのサンプルをダッシュに置いて、厳密な角度と底の型取りを行なって、木材とパテ形成でワイドスタンドを作り上げて行きます。
ドアの内張りには下処理を施して・・
セメントコーティングを行ないました。
音質アップ・静粛性アップに加えて断熱性もアップして、エアコンの効きも良くなります。
純正のデッキは取り外して、取り付けキットを使ってこれからサイバーナビを取り付けます。
なおこのジープ・レネゲートの作業は工程がかなり多いので、前編・後編の二回に分けてお届けいたします。
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Posted at
2016/07/14 11:20:56