2016年11月15日
映画『続・深夜食堂』とドラマ『ドクターX』
先週の火曜日に観損ねた映画『続・深夜食堂』を朝一番の回で観て来ました。
小林薫さん演じるマスターが経営する夜の12時から朝7時まで営業している食堂のお客さんの人間模様を描いた作品で、今回は前回を超える面白さだった思います。
最後まで観て自分がなぜこの映画に引かれるか気づいたのが、テレビドラマのドクターXの決まり文句と同じ様に、この映画の決まり文句の一部がサウンドピュアディオの方針と共通する部分があるからなのでした。
その深夜食堂の決まり文句の一部を抜粋すると・・
「メニューはこれだけ。 あとは勝手に注文してくれりゃあ出来るなら作るってのが俺の営業方針さ。」
「客が来るかって?」
「それが結構来るんだよ。」
そう『メニューはこれだけ。』という部分と『出来るなら作るってのが俺の営業方針さ。』という部分がまるでサウンドピュアディオで・・
『客が来るかって? それが結構来るんだよ。』という所を映画館で聞いて、「そうそう。」とスクリーンに向かって言いたくなります。
深夜食堂は物語でサウンドピュアディオは実在している店舗という違いはありますが、「そんな需要は無いだろう。」という所に以外と需要があるという部分ではよく似ているな、と思いながら観ていました。
他に「そうそう。」と思うのが、木曜日の夜9時からテレビ朝日系で現在放送されている、『ドクターX』の最初と最後の田口トモロヲさんのナレーションの・・
「群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い。」というあの言葉も好きです。
サウンドピュアディオは音が良い店と言われているパイオニアのX店でもダイヤトーンのクラブダイヤトーン認定店でもありません。
じゃあ認定店なら音が良いの?といえば、認定店で付けたシステムを外して付け替えて音が良くなったという例が沢山あります。
ドクターXで大門先生が偉い大学病院の先生の間違った術式を否定して、患者さんを短時間で手術して、見ている先生方が「こんな術式があったのか?」と驚くというのが毎週のストーリーですが、サウンドピュアディオも認定店という群れを嫌い、評論家やメーカから褒められたという権威も嫌い、そして認定店だからこうしないといけないというメーカーの束縛も嫌い、音楽を聴く人と音楽を作る人の間に入って、音楽を作った人の気持ちを代弁するためにはタイムアライメントとかマルチアンプとか電源キャパシタとかと決別しないと正確な表現が出来ず、結局群れには入れないというのが実際の所です。
大門先生は業界内での評価に全く興味が無く、患者さんとその家族のための医療をされていて、そんなドクターXを観られたお客様からは、「まるでサウンドピュアディオみたいだ!」と言われる事が増えて来ました。
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2016/11/15 12:00:29