月曜日の宇部店の店頭にはピュアディオ705の後継になるホーム用スピーカーの試作品を鳴らしていました。先代同様にエンクロージャーとミッドバスは市販品を使いながらも、ツイーターは別な物を使い、パッシブネットワークは別な値に変更するという手法を使っています。元々のツイーターが外径が大きいためにマウントで工夫が必要で、試作品はまだツイーターの周りにマスキングテープが貼ってあります。裏返すと左のツイーターの方が造りがしっかりしていて、このツイーターは市販のオーディオ用ではなくて、放送局用のモデルのユニットです。それを使った試作品の横にはJBLの最上級スピーカーのエベレストが分解してあります。ウーファーユニットを抜いて、中のネットワーク基盤が見える様になっています。かなり複雑な回路が合計3枚の基盤に組んであり 、肝心な部分のコイルは空芯式です。ピュアコンのコイルも空芯式を使用していて、音の透明感を追求すると空芯式になるのだな、と納得しました。