今日ご紹介する1台は福岡店で現在進行中のスズキのハスラーです。
(ただし、福岡店は火曜・水曜休みのために本日は営業していません)
元々他店でフルダイヤトーンでシステムを組まれていたのを、車の買い替えを期に当店で移設する事になりました。
サウンドナビはあまり気に召さなかったみたいなので、パナソニックのストラーダのブルーレイ対応のナビオーディオに交換されていて・・
ダイヤトーンのスピーカーは移設して取り付ける事になりました。
ツイーターは以前はピラー加工して取り付けてあった物を・・
ダッシュに付けるためのハウジングに入れて、仰角はそのままだとやや上を仰いでいたので、下にスラントのスペーサーを取り付けて、適正な角度に合わせました。
スバル純正の同じタイプのツイーターのダッシュ取り付けを希望された方が以前ありましたが、ハウジングの関係でこのモデルでないとダッシュ取り付けは出来ません。
元々のピラー取り付けの時に後ろ側がフリーになっていたので、裏に容量制限をかけた今回の取り付けで音質アップしています。
次にドアの内張りと防水シートを外して、外板裏に防振メタルと防振マットを貼り合せます。
カーン!という高い響きの部分にメタルで、ボン!という低い響きの部分にマットで、他にもう1種類中音域用のマットの合計3種類の材質で響きを抑えていて、ベーシック防振は別名『3WAY防振』とも呼んでいます。
スピーカーの取り付け位置にはインナーバッフルを製作して、ラミネート加工した金属シートでレインガードを作ってマグネットやターミナルが濡れるのを防ぎます。
以前の取り付けではマグネットに濡れた後があり、ターミナルも酸化していたので・・
レインガードにプラスして、ターミナル側を銀入りハンダでコーティングして、酸化しない様にしてあります。
以前のインナーバッフルには木には防水加工がしてあり、車体とつなぐネジにはステンレス製が使われていましたが、スピーカーを止めているネジにはサビが出ていました。
福岡県はゲリラ豪雨と呼ばれる大雨が多く、防水処理したといっても本当に水が浸みないか一度外に出して水をかけて、スピーカーに影響が無いかを調べています。
防水テストが終わったら、スピーカーを取り付けた後に、内張りとの間に隙間が出来ない様にシール材を貼ります。
一般的に波状のシール材が音が良くなると言われていますが、波状の物は低音の量がアップするので『音が良くなった!』と勘違いしやすいのですが、実際には本来の音とは離れて来るので、現在は平凡なシール材を使用しています。
そしてドアの内張りを組み付けたら音を鳴らして音調整に入ります。
以前にダイヤトーンのG20を他店で取り付けられた方が宇部店に来られて、その時にG20用のピュアコンを探り出す基盤を作っていたのですが、途中で「代車に付いているツイーターの音が気に入ったので、それに換えて下さい。」という話になって、G20用の開発基盤がそのままお蔵入りになっていたのが、今回再び日の目を見る事が出来ました。
パーツをあれこれと交換して、一番音が生音に近い組み合わせを見つけて、今日宇部店で通常のケースに入れてパッケージ化します。
ただしG20のツイーターは内ドームと外ドームの両方の構造を兼ね備えているので、100%外ドームの音とは同じにはならないので、デモカーの音とは少し違います。
ピュアコン側のパーツの交換で音を追い込み、ナビのイコライザーはフラットでも良い音になる様にセッティングしています。
テスト用の基盤ではパーツが完全に固定されている訳ではないので、ケースに接着剤で固定される事で、やや解像度が上がった状態で、週末に納車されます。
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