3月の終わり頃は週に2回はFM福岡のスタジオに行っていた井川も、「次は4月25日まで行かなくていい。」と安心していたら、あっという間に昨日がその4月25日で、午前中にスタジオに行ってました。
昨日のゲストはこちらの4方で、サウンドピュアディオプレゼンツ・音解の収録ゲストはジャズピアニストの小曽根真さんでした。
小曽根さんは6月2日に福岡シンフォニーホールで行われるゲイリー・バートンさんとのコンサートのPRのために福岡に来られていて、そのスケジュールを1時間音解のために開けて頂いての収録を行ないました。
チラシの裏には感動のファイナルステージと書いてありますが、ビブラフォンのゲイリー・バートンさんが73歳を迎えられて、自分が思う完璧な演奏を行なうのが今年が最後だろうという事で、ファイナル・ステージは日本で小曽根真さんとという事で、他の世界の演奏家から「何故自分ではないのか?」という不満が出ているというぐらい、小曽根真さんの才能にぞっこんという方とのステージで、音楽ファン必聴のステージです。
サウンドピュアディオプレゼンツ・音解は土曜日の午前11時30分からの25分番組で、小曽根真さんには5月13日と20日の2週間に渡って出演して頂きます。
小曽根さんのトークは軽快で、25分とか30分ではとても時間が足りなくて、何年か前のサウンドピュアディオ提供の特別番組では、「あー、これからもっと面白くなるんだけど。スポンサーさん時間延長お願いします。」という話になった事があって、自分としてはお金で何とかなるならどうにかしたいのですが、番組の後ろはもう大手スポンサーが付いていて延長出来ない状態なので、残念ながら30分で終わりという形になりました。
そんな過去を反省して、今度は毎週25分を前もって放送枠を買って準備するという事で、2週間にわたって話して頂くという事で、音楽の深い部分まで喋って頂きました。
番組の目標は『コンサートのMCでも話さない取って置きの話を聞く』というところで、2週目の収録では感動してパーソナリティーのこはまもとこさんが泣いてしまうというハプニングもありました。
途中収録を止めているので、番組的にはどう聴こえるか分かりませんが、本当に良い話が聞けます。
紹介が遅くなりましたが、小曽根真さんは2014年に芸術選奨文部大臣賞を受賞されています。(翌2015年は山下達郎さんが受賞されています)
まだ放送は先になりますが、ジャズファンならずとも音楽が好きな方には是非聞いて頂きたい番組です。
写真は番組収録後に小曽根真さんと井川です。
追伸
以前小曽根真さんにはベンツのデモカーで自身の楽曲を聴いて頂きましたが、1曲が終わるまで何の反応も無かったので、「あー、大した事は無かったのか?」と思っていたら、「カーオーディオでこんな音が出るとは!」と驚かれていたそうです。
聴かれたアーティストさんが皆さん言われるのが、「カーオーディオで良い音ってどんな音だろう?と思っていたら、スタジオ機材みたいな音が車内で聴こえたから驚いた。」と言われます。
普通のカーオーディオの延長で音を良くするのではなくて、スタジオの音をどうやって車内で表現するかという考えなのでべクトルが違うのです。
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Posted at
2017/04/26 17:32:10