よく中国のことわざで『悪事千里を走る』と言われますが、本来は『好時門を出ず、悪事千里を行く。』という言葉が正しいそうです。
それが後ろの方の悪事千里を行くが千里を走ると変わって、日本に浸透しているみたいです。
古い言葉ですが今はネット社会となり、本当に悪事は瞬時に広がります。
先日福岡店で熊本から来店されていたお客様と商談している時に、この『好時門を出ず、悪事千里を行く。』という言葉にピッタリはまる話を聞きました。
それは熊本の震災が起こった時にちょうど三菱自動車の燃費偽装問題が表に出て、アウトランダーのPHEVの被災地での便利さなどほぼ表に出る事がありませんでした。
大きな地震が起こって自衛隊の電源車が来るまでおそらく市の職員の車であろうアウトランダーのPHEVの100V電源が投光器を照らして、不安に過ごす住民に明かりを灯していました。
他の場所では電気ポットを何台もつないで、お湯を沸かして多くの人がカップ麺を食べられる様にしていたそうです。
自分は震災の前にはアウトランダーPHEVを買っていて、「何かあったらこれしかないな。」と思って、「間違いなくなく普及するだろう。」と思ったら燃費偽装問題が表にて、普及するどころの話ではなくなりました。
これが『悪事千里を行く』で、熊本から来られたお客様の言われるには、震災の後に三菱自動車がアウトランダーのPHEVをかなりの台数を無償で貸し出されていて、これが『好時門を出ず』という言葉がピッタリな出来事なのでした。
確かに燃費偽装は悪い事ですが、自分はアウトランダーPHEVの災害時の便利さはきちんと評価していて、ラゲッジには電源コード・テーブルタップ・投光器の3つを常に積んでいて,いざという時に困らない様にしています。
あっ、電気ポットも積んでおかないといけなかった。
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ドライブ | 日記
Posted at
2017/06/25 22:26:07