今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業からベンツのCクラスセダンです。
以前にピュアディオで204型のデモカーを持っていて、その時にちょっと乗られてから気に入られて、205型が出てもやはりオーディオ的には204型が有利だという事で購入されて、今回はスピーカー一式の移設作業と、ドア防振の施工を行ないました。
全車異型パネルのナビオーディオ付きのお車で・・
インパネをバラバラにして音信号を取り出しました。
あっ!ここの取り出しはPSTケーブルではなくて青い上級ケーブルを使っています。
ピュアコンから先はPSTケーブルを使用しますが、ブラックボックス4連のピュアコンを204型に合わせてパーツ交換を行ないます。
そしてドアの内張りを外して、車内からPSTケーブルを引いてきます。
その前に内側の金属部分に防振メタルを貼って高い響きを抑えて・・
外板裏の何も貼ってない部分に防振メタルと防振マットを貼り合わせて、広い範囲の響きを抑えます。
そして外した内張り裏に粗目を付ける下処理をして・・
セメントコーティングを行ないました。
頑丈なドイツ車といっても年々プラスチックは薄くなって来て、ベンツやBMWでもセメントコーティングの効果が十分得られて、施工する方も増えて来ています。
ドアには16センチを13センチに変えるインナーバッフルを製作して、JBLのP560のミッドを取り付けました。
ツイーターはJBLの508型の外ドームタイプをスタンドを使って取り付けて・・
純正のミラー裏に比べて角度も距離も改善されて、かなりスッキリと鳴る様になりました。
ちなみに204型Cクラスのデモカーを持っていた時には、ここにJBLツイーターを付けた実験をしているので、その差を実際に体感した上で書いています。
それとドアのスピーカーグリルはやや下を向いているのでヌケが悪く、同じスピーカー位置にしてはミッドの上限周波数を決めるコイルは少なめにしてバランスを取っています。
取り付けたスピーカーは以前のお車から外して1ヶ月以上鳴らしていなかったので、一からエージングをやり直して・・
音調整を行いました。
色々な調整用CDの中で最後の方で使うのが上妻宏光さんの『田原坂』で、何十回とPA無しの生演奏で聴いて、本人の声も何度も生声で聞いているので、少しでもずれていたら直ぐに分かります。
Cクラスセダンは全ての作業が終わって、後はお客様が取りに来られるのを待っている状態です。
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Posted at
2017/06/30 11:54:40