今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業からスバルのレガシィ・アウトバックです。
スバル純正の2DINナビオーディオを装着した状態で入庫となって、以前のお車からのベーシックパッケージの移設作業を行って、ドアの防振作業などを行いました。
現行のアウトバックはフォレスターと同様にドアに楕円の穴が開いていて、プレート付きの16センチ丸型スピーカーが付いていて・・
ダッシュには中高音用スコーカーが付いていますが、スコカーはフォレスターとは別設計の物が使われています。
今回は以前のお車で使われていたJBLのP560型ツイーターを移設して来て取り付けて・・
純正スピーカーは取り外して、ドアに楕円を13センチに変換するインナーバッフルを製作して・・
JBLのGTO529のコアキシャルスピーカーのツイーターを鳴らなくして、ミッド化して取り付けました。
GTO529はフレームの中にネットワークが隠れていて、単純にツイーターカットだけではミッド化出来ず、ネットワークをパスして銀線を使ってミッドをダイレクトで鳴らす様にしています。
フロントとリアの4枚のドアの外板裏には防振メタルと防振マットを貼り合わせたベーシック防振の施工を行ないました。
フロント側にはセメントコーティングも行い、ドアのサービスホールを塞ぐ防振も行なって、片ドア3面のフル防振の施工を行ないました。
この時点でフロントのスコーカーは外してあって、フロント2WAYの状態に運転席下にブラックボックスのX10の薄型25センチのパワードサブウーファーを取り付けて、フロント3WAYの状態にしました。
純正ナビはカロッツェリアの楽ナビがベースで、フロントスピーカーとリアスピーカーにハイパスフィルターの機能があり、シート下ウーファーと音がかぶらない様に出来ますが、フィルターの性能が悪く中高音にくすみが出る為にオフにしました。
グローブボックス下のピュアコンにLCTというローカットフィルターを取り付けて、値をあれこれと変えてウーファーとのバランスの良い音のつながりを探りました。
ナビ裏の音出力の部分にリアドア用のLCTも取り付けて、楽ナビ内蔵のフィルターよりもクオリティーの高い中高音が再生出来る様になりました。
最後に13バンドのイコライザーを数ヶ所1クリック動かして、本来の音のイメージと変わらない様に微調整を行ないました。
ブログで書くとあっという間ですが、見えない部分にとても手間がかかる作業で、「1台作り終わった!」という充実感があった仕事でした。
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Posted at
2017/10/04 12:14:28