今日ご紹介する1台は先日の福岡店の作業から、スバルのフォレスターです。
スバル純正のパネル一体型ナビオーディオを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取り付けを行いました。
ナビは一度取り外して、裏から音信号を取り出して、グローブボックス下に取り付けるピュアコンへ送ります。
床にはMDF板を敷いて、その上にパーツを取り付けます。
20年以上前はそのまま床に取り付けていて、パーツが床の影響を受けている事に気付いて板を敷く様になり、その板もベニア板や木目があって硬さが所々違う物よりも、全てが均等なMDF板が一番音が滑らかという事で、更にMDF板の中でも密度の濃い物と薄い物で差があり、密度の濃い物を使用しています。
ドアスピーカーは純正をそのまま使用して、ノーマルは帯域制限なくフルレンジで鳴らしているところを、ベーシックパッケージではこもっている高音域をカットして、綺麗に鳴らせる音域のみを再生させています。
ダッシュの上には中高音を再生するスコーカーが埋まっていて、ここから高音を再生するとグリルで音がひかかり、その次にガラスで反射するので、高音は綺麗に聴こえません。
そこでスコーカーを中音のみの再生にして、スタンドを使って角度を付けて、反射もひかかりも無い状態でピュアディオブランドのATX-25ツイーターで高音を鳴らします。
スコーカーは上限周波数はピュアコンでコントロールしますが、下限周波数はスコーカー裏に付いているコンデンサ一個で制御していて・・
それでは音に透明感が無いのと、やや下方向にレンジを広げるためにコンデンサを2個追加して鳴りっぷりを変えています。
これで上質なフロント3WAYの再生が可能なのですが、お客様はもっと低音が欲しいという事で、運転席下にミューディメイションのパワードのサブウーファーを取り付ける事になりました。
ドアスピーカーの下の周波数とウーファーの上の周波数は完全に重なってしまうので、ウーファーの上限周波数を80ヘルツに設定して、ドアスピーカーの下限周波数は音を聴きながらピュアコンのパーツを交換して、重なりがちょうど良いポイントを探りました。
ナビオーディオの調整機能でもフロントスピーカーの下限周波数はコントロール出来ますが、ナビ側のフルターをオンにすると音の新鮮さがやや失われるので、一度フルレンジで出力された後にピュアコンで制御しています。
最後の最後にイコライザー調整を行って、フォレスターの取り付けは完成しました。
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Posted at
2017/11/24 14:28:27