最近テレビを見ていて『羽生』という名前が出ると、「フィギュアスケートの羽生くんね。」と思ったら将棋の『羽生名人』の事で、漢字で見ると同じでもはぶとはにゅうで全然異なります。
今日は福岡県から山口県に移動していて、道中車でFM福岡を聞いていたら、おざなりとなおざりの違いを話されていました。
ちょうど運悪く福岡放送局の80・7メガから北九州局の80メガに変えないといけない場所に差し掛かっていたので、肝心の部分が聞けず、後でパーキングに停めてネットで調べてみました。
おざなりは江戸時代に芸者衆が客によって扱いを変えたり、形ばかりの取り繕った言動を表現した言葉で、その場しのぎで済ませる事や、いい加減に物事を済ませる事を言うそうで、いい加減なのは着手の方法だそうです。
もう一方のなおざりは「気に留めない」が元の言葉で、何もせずにおろそかにしている事、成り行き任せにしておく事を表しているそうです。
おざなりは物事に着手はしているが、その場だけの間に合わせの時に使い、なおざりは物事に着手もしないで放置しておいたり、真剣にに取り組もうとしない姿勢を表現していて、いい加減なのは物事に対する姿勢そのものだそうです。
結局、着手するがいい加減か、着手もせずにほったらかしの違いという事でした。
そういえば以前FM福岡で打ち合わせをしている時に社内で放送がBGM的に流れていて、その中で「インターネットの検索順位が上の会社がいい会社とは限りません。」という話が出ていました。
そんな話が井川家でもあって、うちの妻がある工事を頼むのに、「ネットの検索順位が一番上だったから。」と業者を頼んだら、自分が若い時に少し働いた事がある業種で、その中でも最も良くない業者がやって来ました。
「他にいい業者はあったのに。」と妻に言いましたが、もうその時は工事は終わっていて、自分が知っている良い業者は普通にしていて仕事があるからネット対策をする必要がないから目に付かないのでした。
工事は15年使用してやや劣化した物を前よりも良くしてもらう内容で、物のグレードはそのままに取り付け場所をやや変えては少し改善したものの、同じお金を出したら他の業者ならもっとグレードの高い材料を使って改善する、もしくはグレードを上げて場所も変えるとかしたはずなのにと、「おざなり」されていたんだな、と今更ながら思い出して、「妻があのラジオ番組を聞いていれば、違ったかも知れない。」と思いました。
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Posted at
2018/02/20 11:09:47