今日ご紹介する1台は、本日の福岡店の完成車から、マツダのCX-3です。
純正のBOSEサウンド車で、以前ベーシックパッケージと全後のドアのベーシック防振の、トリプルパッツケージの作業を行って頂いていました。
ツイーターはピュアディオブランドのATX-25で、純正ツイーターの位置はデミオのベースグレードのツイーター無しの車用のカバーで塞いであります。
鹿児島県からお越し頂いていて、前回の取り付けは日帰りで完成するメニューでしたが、今回は代車で一度帰られて、1週間預かりで防振などの強化を行いました。
まずフロントドアの内張りを外して、セメントコーティングを行います。
内張り裏に白い吸音材が沢山貼ってあるという事は、かなりロードのイズが入りやすいんでしょうね。
一度吸音材を剥がして、セメントコーティングを施して、乾燥した後に貼りなおして、内張りをドアに組み付けます。
リアドアにも吸音材が貼ってあって、フロントと同じ工程で作業を行います。
セメントコーティングは塗りたては薄い紫色で、乾燥が進むと茶色と灰色の中間ぐらいの色に変わって来て、この色の変化が通常のセメントの内容とは違う、独自の配合というしるしです。
通常現在のマツダ車だと片側2面で通常のフル防振と同じ効果と書いていますが、今回は念には念を入れてインナーパネルに金属シートを貼ってプラスチックの響きを抑えています。
防振メタルと合わせて使用しているので、僅かな響きも抑える完璧な防振です。
リアドアはサービスホールを塞ぐ防振を行い、インナーパネルにも金属シートを貼っています。
更にBピラーの根元にも防振メタルを貼って、この奥の空間が鳴るのを防いでいます。
ここの防振は以前ベンツEクラスとクラウンの2台を乗り換えて山口⇒福岡を移動していた事があって、両方ドア4枚をフル防振しているのに、クラウンの方だけがBピラーの根元でロードノイズが回っている様な気がして、それでここにメタルを貼ってロードノイズを減衰させました。
ここのメタルがブログに乗った時には取り付けを希望される方が多かったのですが、先にフル防振を4枚行っていないとここの効果は実感出来ません。
現在は「先に大きいノイズの方から対策して下さい。」と言って、滅多にはお勧めしていません。
そして4枚フル防振にすると気になって来るのがダッシュのプラスチックの響きです。
ダッシュの響きの中心に防振メタルを貼って、下から上がって来るノイズを抑えました。
ノーマルのCX-3と見た目の変化は前回と同じダッシュにツイーターが乗っただけの差ですが、他のCX-3とは明らかに違う特別なCX-3に変身しました。
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