今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、スバルのBRZです。
カロッツェリアの楽ナビが装着された状態で入庫となって、ベーシックパッケージにプラスしてスピーカーとサブウーファーの取付を行いました。
まずはドアの内貼りを外して、フル防振の施工を行います。
BRZは外板裏の一番響く所には防振材が貼ってありますが、それはロードノイズの気になる部分を最低限抑えているだけで、スピーカーの鳴りにつられる響きはかなり残っていて、防振材が貼ってない場所に防振メタルと防振マットを貼り合わせて、ドアの残響を無くします。
外板裏のベーシック防振の後にはサービスホールを塞ぐ防振を行い、その後に内貼り裏にセメントコーティングを行いました。
使用したスピーカーはJBLのGX600Cのミッドで、GXシリーズは昨年末に呼び名が変って実質的な値上げになったので、その前に輸入元にあった在庫を全て買い取って、ピュアディオの3店舗に分配して在庫しています。
僅か数千円の違いではありますが、同じ性能なら少しでも安くと大量の買い付けを行っています。
ツイーターはJBL製の19ミリは使わずにピュアディオブランドの25ミリのATX-25を使用しています。
以前はJBLの25ミリドームのTるイーターが有ったのですが、コストのせいか現在は普及帯は19ミリしか作っておらず、25ミリサイズのワイドレンジな物を使用する事で、厚みのあるボーカル音域を再生する事が出来ます。
トランクルームにはウーファー用のモノラルパワーアンプと、エンクロ―ジャーにJBLの25センチウーファーを組み付けて鳴らしています。
ウーファー用アンプは最初はスピーカーレベルのインプットで一度鳴らしてみて・・
後からRCA入力でも鳴らしてみて、かかるコストと音質を比べて、結局RCA入力で鳴らす事にしました。
フロントスピーカーは楽ナビの内臓アンプで鳴らして、フロントの低音をカットしてウーファーと重ならない様にする機能は楽ナビの内蔵の物では無くて、ピュアコンのパーツを増設して行いました。
このやり方の方が楽ナビのフィルターよりも中高音の劣化が少なかったです。
最後に楽ナビのイコライザーをほんのわずか動かして、音を整えたら納車の準備です。
ちょうどうちの息子がJR博多シティのイベントの応援のためにBRZで山口から来ていて、毎日の車移動は黒いBRZで行っていましたが、これが外板裏のベーシック防振のみで、お客様のフル防振の音と比べるとかなり差が出ていたので急遽ピットインして、サービスホールと内張りセメントコーティングを追加する事にしました。
宮崎県からカーオーディオの修行に来ている新人の研修を兼ねて、イベント期間中に施工する事となりました。
今日の夜に山口に帰る時は、お客様の白いBRZ同様の静かで音が良い車に変っているはずです。
ブログ一覧 |
カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
Posted at
2018/05/27 09:37:12