宇部店では日々あれこれと実験を行っていますが、店頭でお客様の目を引くのがこのZSP-LTD15をエンクロ―ジャーに組んでホームオーディオで使える様にしたモデルです!
ツイーターは放送局用の小型モニターの物を使用していて、空のエンクロージャーにスピーカーは組んでいるので、ネットワークは全てワンオフで作っています。
部品の合計金額で20万円を超えているのと、ミッドバスが13センチでホーム用だと16・5センチは欲しいかな?というところもあり量産しておらず、この音色のスピーカーを家で聴きたいという方に受注発注の形で生産しています。
そのい隣のピュアディオ705はミッドバスが16・5センチで、発売当初はツイーターが2種類から選べていたのが、最後の方では3種類から選べる様になり、モデル末期に一番高いモデルが集中的に売れて、あっという間に完売してしまいました。
全て販売すると次のモデルとの比較が出来ないので、若干数はまだ持っている状態です。
その人気モデルだったピュアディオ705の後継は何回かトライをしていますが、ベースモデル選択に時間がかかってしまい、「これをベースに量産するぞ!」となってメーカーに発注したら、「このスピーカーは先月廃版になりました。」という返答が帰って来て、やむなく計画が中止になり、テストで作った少量を販売して終わりになっていました。
今回はそうならない様に早めに目を付けたモデルをバラバラにして、ミッドバス・ツイーター・ネットワークと全て外して、全くのスケルトンの状態から組上げました。
製作室の以前のモデルのB&Wのノーチラス803は最新モデルよりも音色が素直なので替える気になれず、一度JBLのスタジオモニターに変えようと注文をしたものの、納期は未定で何カ月も返事が無くて、そのまま803を使い続けています。
試作モデルは音色も素直で、これで10万円ちょっとで販売出来れば次なるヒット作になるかも知れません。
ただ元々ホーン構造のツイーター部分にドーム型の放送局用の小型モニター用のツイーターを使用していて、マウントが合わない為にデザインがちょっとおかしくて、ここを改善する必要があります。
16・5センチのミッドバスでミニコンポの内蔵アンプでもそこそこ低音は出ていて、放送局のスピーカーにかなり近い音がしています。
ここのブログではたまに登場する放送局の小型モニタースピーカー用のツイーターという言葉ですが、実はカーオーディオで使おうとそれなりの数を確保していたのですが、表面はカー用のツイーターと同じドームサイズながら、後ろのマグネットの径が6センチもあって、とてもカーオーディオでは使える物では無かったので、それでホームオーディオ用として使用する方法を考えています。
別に市販のモデルで満足出来るのならこんな苦労はしないのですが、放送局やレコーディングスタジオのスピーカーの音を聴いて、多くのボーカリストの方の生の声を直に聞いたら、カーオーディオ・ホームオーディオ共にクセのあるスピーカーでは満足出来なくなります。
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Posted at
2018/09/25 10:32:20