今日ご紹介する1台は先日の福岡店の作業から、日産のノートのeパワーです。
うちのノートと色も同じで、外見はアルミホイールがうちのが14インチでこちらが15インチで、ナビが日産純正で、ハンドルリモコンが付いています。
今回はベーシックパッケージの取り付けと、ベーシック防振の施工のWパッケージの作業を行ないました。
ドアの内張りを外すと防水シートに広範囲にゴムが貼ってあって、モーター走行で静かに走る車内に騒音が入らない様にしてあります。
ただし外板裏には何も貼ってなくて、スピーカーの背圧で鉄板が震えて音質に影響があるのと、内側でゴムで騒音を抑えても外板裏が震えているので、手前のベーシック防振でもう一段ノイズレベルを下げる事で、より静かなeパワーへと変えて行きます。
ノートのドアスピーカーはデュアルコーンのフルレンジというタイプで、中低音を周りの部分で鳴らして、センターのコーンのラッパみたいな部分で高音を鳴らしていますが、ここの質感が悪いのでピュアコンでこの音域を鳴らない様にして、中低音のみの再生として、低音の軽い響きはピュアコンでインピーダンスをやや上昇させて重みを持たせます。
その上でダッシュにピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて上質な高音を再生させて、トータルで良い音を再生しています。
よくベーシックパッケージは純正のドアスピーカーがそのまま鳴っている上にツイーターの音が乗っかるだけと思われていますが、実は純正のドアスピーカーの音にピュアコンで改善を加えた上にツイーターの音を加えているので、一般的なチューンナップツイーターと呼ばれている物とは全く動作原理が違います。
全ての結線が終わって純正ナビの調整モードに入ると、そこは見慣れたパナソニックの画面で、極端なイコライジングがされているのを一度フラットに戻して、そこから適切に少しだけイコライザーを動かします。
ベーシックパッケージは純正のドアスピーカーを使うので「本当に音が良くなるの?」と不安にう思われる方もあると思いますが、現車を使ってパッケージ開発を行っているのと、平面のディスプレイで試聴する訳ではなくて、実車で試聴出来るので、その効果が実感出来て、「ディスプレイで聴いた時とイメージが全くちがう!」というトラブルがありません。
同じ車種に同じ加工を行えば、同じ効果が得られるというのが、ベーシックパッケージのヒットの要因です。
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