今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、お客様のセカンドカーのスズキのアルトです。
既にCD・DVDプレイヤーとベーシックパッケージが装着されているお車に、ドアスピーカーの交換を行ないました。
ベーシックパッケージのツイーターは、過去に200セット生産されたブルードームのピュアディオツイーターを使用していて、たまに「ブルードームのツイーターはありませんか?」と聞かれる事があり、オーソドックスなブラックドームに比べて派手な色が好きではないという方もありましたが、18000円という価格設定の割りに高級感があるという良い印象を持っておられる方も多いツイーターです。
前回までは純正ドアスピーカーで外板裏にベーシック防振が加えてあった状態から、16・5センチサイズのインナーバッフルを製作して、上半分にマグネットや端子が濡れない様にレインガードを取り付けて、スピーカーが長く良い状態で使える様にしています。
取り付けたスピーカーはJBLのGX600Cのミッドのみで、ツイーターの手前の音域からローエンドの音域まで、ムラが少ないというか、クセが少ない状態で音楽を再生してくれるスピーカーです。
ピュアコンのブラックボックスはベーシックパッケージのそのままを使用して、ミッドの上限周波数を決めるコイルはGX600Cに合う物に交換しました。
先週福岡店に行った時に何も無い空のボビンから一からコイルを巻いて行って、作った半分を福岡店に置いて来て、残りを宇部店に持って帰って使っていました。
コイルは巻き始めから巻き終わりまで同じ強さで引きながら締め付けないと、同じ長さの銅線を使っても得られるインダクタンスに差が出るので、かなり肩のこる作業です。
アルトのドアスピーカーの位置はやや下目に付いているので、コイルの巻き数はやや少なめの物を使用して、ミッドの上限周波数をやや伸ばして、ツイーターの下限周波数とのバランスを取っています。
全ての結線が終わってカロッツェリアのCD・DVDプレイヤーの音調整機能を使って音を追い込みます。
いつもの様にタイムアライメントは全てゼロにして・・
イコライザーは1ヶ所1クリック動かしただけで、これ以上動かしても派手な音にはなっても、素の楽器の音やボーカリストの生の声から外れて来るだけなので、この状態でメモリーしました。
1DINプレイヤーに比べるとCD・DVDプレイヤーの方が音がしっかりしているので、「予算と取り付けスペースに問題なければ、別にDVDを観られなくても2DINのモデルをお勧めします。」と、いつもお客様にはご説明しています。
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