今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、先代のスズキのジムニーです。
スズキ純正のナビオーディオが装着された状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付と、アウター・フル防振でのドアスピーカーの取付を行いました。
先代のジムニーはキックパネルと呼ばれるドア前の足元にスピーカーが付いていて、高音域がほとんど上に上がって来ないのと、スピーカー裏の容積が小さいので低音の量も出ません。
ベーシックパッケージでは足りない高音をダッシュのツイーターで補って、プラスパワードのウーファーで低音を補強すれば全ての音域がきちんとカバー出来ます。
今回はスピーカーの付いていないドアを加工して、スピーカーを取り付けて、フル防振でドアの残響を抑えます。
まずは内張を外して、鉄板の響きを確かめてからマーキングして、防振メタルと防振マットを貼り合わせるベーシック防振の施工を行います。
入り組んだ狭い部分は防振材が貼りにくいのと、響き自体はカーン!という高い響きなので、硬い防振メタルが有効的に効きます。
ベーシック防振後にサービスホールを塞ぐ防振を行った後に、内張裏にセメントコーティングを行います。
ほとんどが薄い茶色に変わって乾燥していて、一部が薄紫色で乾いていない所が残っていて、まだスピーカーを付ける部分の穴が開いていません。
今回使用するスピーカーはJBLのクラブ6000Cという13センチの2WAYスピーカーのミッドのみで、薄型でジムニーのドアには相性が良くて、新型ジムニーにもよく使われるユニットです。
アウター・スラントのバッフルを製作して取り付けて、元がグリルレスのためにZSP-LTD15のグリルを取り付けています。
先代のジムニーでクラブ6000CとATX-25ツイーターとの組み合わせは初めてだったので、ピュアコンのパーツの値をあれこれと替えてマッチングを探って・・
最後に純正ナビのセッティング画面を呼び出して、イコライザ調整行いました。
中身はパナソニックのストラーダで、いつもの様にスイスイと調整を進めて、ジムニーのシステムは完成しました。
ドアだけで低音が十分に出ていて、SSFのパーツを追加して低音を制限した方が中音域がスムーズに鳴って、スケール感と透明感のバランスの良い状態で納車する事が出来ました。
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