今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、トヨタのカローラ・フィールダーです。
カロッツェリアの楽ナビを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付けと、前後のベーシック防振の施工の、トリプルパッケージの作業を行いました。
まずはフロントドアの内貼りを外して、何も貼ってない外板裏に防振メタルと防振マットを貼り合わせます。
響きの中心が手順書に書いてあって、図面の位置を指で軽くはじきながら『ここが響きの中心!』という場所を見つけて、指定された材質を貼り付けます。
リアのドアにもベーシック防振の施工を行いましたが、こちらは一番響く部分に工場装着の効き目の悪い防振材が貼ってあったので、それを取り外して・・
ガッツリと響きが取れる防振マットと、その周りに残る高い響きを抑える防振メタルを貼り付けました。
ピンポイントの防振ですが、広い範囲にべったり貼るよりも小気味よい音になり、何よりもドアが重たくならないのがお客様から喜ばれます。
続いてナビオーディオを一度取り外して、スピーカー出力の部分からピュアディオブランドのPSTケーブルで音信号をグローブボックス下のピュアコンに送ります。
グローブボックス下にはMDF板を敷いて、その上にカローラ・フィールダー用のピュアコンを取付けます。
ブラックボックスは白いラベルが横に貼ってあるRRタイプで、ツイーター音域用のパーツを4000円高い物を使用していて、追加金を払ってこちらにされる方が多くあります。
ピュアコンから高音域に強い構造のPSTケーブルをひいて来て、ピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取付けました。
このツイータースタンドの角度はダッシュの形状に合わせて、左右別々な角度を割り出して、手順書に指定された角度のスタンドを使う様に書いてあります。
ダッシュの傾斜に合わせて、45度から110度まで5度刻みでストックしてあります。
全ての結線が終わって楽ナビのイコライザー調整を行って、2カ所1クリックづつレベルを下げて、元の音楽に最も近くなるパターンを選びました。
フェダーはフロントが2だと量感が得られて、でも少しもっこりするのでもう1クリック前に振った方がクオリティーは高くて、どちらにしようかと迷っていたら、お客様は量感よりもクオリティーの方を重視されているそうで、もう1クリック前に振った所で調整を終了しました。
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Posted at
2019/06/02 10:16:55