今日ご紹介する1台は、先週の宇部店の完成車から、メルセデスベンツのCクラスセダンです。
専用のナビオーディオ付のお車にフロントスピーカーの交換と、パワーアンプとデジタルプロセッサーの取付を行いました。
先代のCクラスのドアの下の方の16センチスピーカーから、現行モデルではドア上部に10センチスピーカーへと位置が変って、ピュアディオ推奨の13センチスピーカーが付けられなくなりました。
そこで9センチサイズのピュアディオブランドのISP-90に交換する事になって、このスピーカーは事前に鳴らし込みをしないと本調子が出ないので、毎回福岡店のピットでエージングを行って、それから各店舗に送って取付けています。
グリルの目のせいか、接写しても中身が見えませんが、10センチの純正から1割サイズを絞って、9センチでエッジ辺りの音をグリルにひかからずに再生しています。
それとドア内は前後ともセメントコーティングを含む防振がしてあります。
ツイーターはダッシュにワイドスタンドを製作して、JU60を取り付けています。
ダッシュ下に付いている純正ウーファーはそのまま使用して、フロント3WAY構成としていて、ここまでは当社のデモカーのBMWと全く同じ仕様にしています。
当初はデモカーと同じ輸入ブランドをピュアディオでチューンした音ヌケけのいいアンプを取付けて鳴らしたのですが、純正デッキの特性がベンツとBMWで違って、妙にキンキンした様な音になったので、アンプをヌケよりも艶を重視したナカミチのPAー504をリファインしたモデルを取付けました。
音がまとまって来たのですが、リアスピーカーが純正のままで前と質感が合わないので、フェダーをフロントに8ポイント振って、気にならないレベルに合わせました。
純正のイコライザーと表示されている3バンドのトーンは全てセンターで使用して・・
純正ウーファーとフロントスピーカーの音のつながりと、31バンドのイコライザー調整をピュアディオチューンのデジタルプロセッサーで行いました。
(調整時の写真を撮り忘れの為に、他の車種から引用)
取付条件にかなり制約ある現行ベンツCクラスに、シンプルながら極めた音質のシステムを取付けました。
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Posted at
2019/06/29 09:16:15