今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、トヨタのアルファードです。
パイオニアの大画面サイバーナビを装着した状態で入庫となって、フロントスピーカーの取り付けと、ドア防振の施工を行いました。
まずはドアの内張を外して、方ドア3面のフル防振の施工を行います。
外板裏に防振メタルと防振マットを貼り合わせるベーシック防振の施工を行った後に、サービスホールを塞ぐ防振を行って、内張裏にセメントコーティングを行ったらフル防振が完成です。
純正スピーカーを取り外して、13センチ穴のインナーバッフルを製作して、ピュアディオブランドのZSPーLTD15を取り付けてから内張を組み付けます。
中から見える黄色いケブラーコーンが、只者では無い雰囲気を醸し出しています。
ツイーターは以前乗られていたお車でお使いだったJBLのP560ツイーターを移設して来て・・
ピュアコンは前のお車でP560ツイーターとISPー130でお使いだった物をパーツ変更と、ドアスピーカーの音の伸びが極端に良くなったので、ツイーターの周波数レンジはピュアコンをカスタマイズして、レンジを狭くしてZSPーLTD15側で鳴らす周波数を増やしました。
ブラックボックスとツイーターは最初にベーシックパッケージを購入された時の物をそのまま移設されていて、ベーシックパッケージのベーシックの意味は、これをベースにしてシステムアップ出来るという意味ですが、完成度が高いのでベーシックパッケージだけでも満足されている方は多い様です。
全ての結線と組立てが終わったら、31バンドのイコライザー調整を行います。
最新のサイバーナビは5バンドの簡易型イコライザーも同時にかかっていて、ここをフラットにしてから31バンドの調整を行うのですが、ここがカスタムでのフラットの状態か、最初からパッケージされているフラットかで微妙に音が違っています。
機種によって聴こえ方が違うのですが、このモデルではカスタムほんわかして聴こえて、パッケージされている方がシャキッとして聴こえました。
31バンドの調整と、5バンドのフラットをどちらを選ぶかで散々迷って、最も生音に近い状態を選んで、最後にもう少しツイーターのレンジを狭くして、ZSP側の上限周波数を広げて、もうここが限界だ!というポイントに達したので、そこで調整を終了させました。
通常のパッシブクロスオーバーの調整はツイーターのレベル調整だけですが、ピュアコン方式はツイータのレンジもミッドのレンジも自由に調整出来て、コイルもコンデンサも交換出来ないパッシブネットワークでは、絶対に表現出来ない音を再生出来る様になっています。
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Posted at
2019/06/30 07:29:38