サウンドピュアディオのインナーで取付出来る次期主力スピーカーのテストを、白いノートを使って行っていて、その結果について多くのお客様から「どうなりましたか?」というお問合せを頂いていたので、その結果をご報告します。
5月の終わり頃、JR博多駅でのイベント中に、駅の地下駐車場にノートを止めて、会場と地下を行ったり来たりして13センチのインナーで使用出来る試作品のマッチングを出していました。
助手席足元も後部座席も交換用のユニットドッサリで、イベント期間中にピュアコンのマッチングを出す事に成功しました。
ツイーターはATX-25で、本体はカロッツェリアの楽ナビで、イコライザーをあまり動かさなくても聴感上のフラットで聴けるぐらいの仕上がりになりましたが・・
販売価格が53000円に設定して量産しようと思ったところ、一部の製品に現在入手不能の物があって、1・2年前だと入手出来たのですが、現在だと無理という事で断念せざるを得ませんでした。
自分は複数の案件を抱えて開発しているので、順番を後回しにするとこんな事が起きます。
白いノートは以前インナーでZSP-LTD15を装着していて、デモンストレーションでは好評を得ていたのですが、ベーシックパッケージのお客様に代車で使う事が出来ないというデメリットがあったので、普及価格帯の何か違うスピーカーでどなたでも代車で使えるレベルの音にするという目標がありました。
普及価格帯ではベーシックパッケージの次のシステムアップとして人気のJBLのGX600Cのミッドを取付けようと思ったのですが、これがもう在庫が1桁となり、代車に取付ける余裕が無いという事で断念しました。
輸入元のハーマンインターナショナルにある在庫を全て買い取って、こんなに在庫があったGX600Cもよいよ残り僅かとなりました。
そこで実質的なGX600Cの後継のクラブ6500Cを取付ける事になって、価格は5000円アップになるのですが、もうGX600Cは無くなるので、これでデモする事にしました。
特性はほぼ同じで、使うピュアコンは全く同じパーツを使えるのですが・・
何と5000円高いクラブ6500Cの方がマグネットが小さいのです!
黙っていれば分からないのですが、業界内に「マグネットが大きい方が音がいい。」とか、「マグネットが大きい方が低音が出る!」というイメージがあって、5000円アップでこの見た目の差ではお勧めする事が出来ません。
しかし実際にノートに装着して試したところ、中高音の性能は同じで、低音に関してはマグネットが小さいのに量は少しクラブ6500Cの方が出るという事が分かりました。
後からサブウーファーを付ければ中高音は変らないので全く問題は無いのですが、マグネットの大きさと磁力の強さはイコールにならず、よく純正スピーカーがマグネットが小さいのに低音が出ているのはこういう事なんだな、という事を実感出来た装着テストでした。
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Posted at
2019/07/02 10:23:05