宇部店ではJBLのカー用のユニットを販売する為に、JBLのホーム用スピーカーを並べてBGMとして鳴らしていて、自然にJBLサウンドに馴染んで頂ける様にしています。
以前は最高級モデルのエベレストを並べていましたが、福岡店が移転オープンした時に福岡に移動して、宇部店には4318を買ってチューンして、次に4312Gを買ってチューンして、最後にL100クラッシックを買ってノーマルで鳴らしていました。
しかしノーマルではツイーターの表面のドームの質感が納得行かず、ホーム用のスピーカーのユニット変換の造作を行っている福岡店に移して、ツイーターを交換する事にしました。
昨日福岡店ではL100クラッシックの大型のマグネットのツイーターを取外し・・
カー用で好評を得ているJU60ツイーターに取り替えました。
当然マウントは合わないので、大き目のプレートを製作してJU60を入れた3WAYスピーカーへと改造しました。
JU60はJBLの最高級スピーカー・エベレストの高音部と同じ材質を使用したカー用のユニットなので、L100クラッシックの音がよりエベレストへと近づきました。
よく「マグネットが大きい方が音がいい!」という話が聞かれますが、実際にマグネットが小さい方が音が良くなったという、常識を覆す実験でした。
もう一つJBLでマグネットが大きい方が音が良いとか、低音が出るという常識を覆したのが同じ16・5センチのカー用ユニットのGX600Cとクラブ6500Cの差です。
手頃な価格だったGX600Cのミッドはかなりの販売数を誇って、ピュアディオの人気商品だったのですが、遂に残りが1桁となり、いつ売り切れになってもおかしくない状態で、後継のクラブ6500Cは値段が高くなるので、販売のスピードが鈍るかな?と思っていたところに・・
2つを横から見ると価格が高いクラブ6500Cの方がマグネットが薄いのです!
これはまずい!と思ったのですが、鳴らしてみたら両者の差はほぼ無くて、エージングを繰り返して鳴らし込んで行くとそこは価格が高いだけクラブ6500Cの方が低音が出て来ました。
もし差が無くて値段が高いだけならお客様にどう説明しようと頭を抱えていましたが、先入感を持ってはいけないと日ごろから言っている自分でさえ、マグネットの大きい方が低音が出ると勘違いしたぐらいですから、見た目に左右されるのは仕方ない事でしょう。
マグネットが小さくても強い磁力を得る事は今の技術では可能ですが、これが磁力が強ければいいというものでもありません。
当社のオリジナルスピーカーのZSP-LTD15は、開発している途中で製造工場から「今この大きさで得られる最高の磁力にしてあります。」という構造のマグネットで試作品が作られて来たのですが、あまりに磁力が強すぎると音が張りが有り過ぎて、「もっと磁力を弱くしてもらえますか?」と、じわじわ磁力を下げてもらって、それで生音・生声に近い音色にしてあります。
マグネットの大きさや磁力は大きさや数値だけでなく、頃良い状態というのが存在していて、だからこそテストを行って本当に良い物をセレクトして販売しています。
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Posted at
2019/07/20 11:09:06