今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、三菱のデリカD5です。
カロッツェリアのサイバーナビを装着した状態で入庫となって、以前ベーシックのWパッケージの取付をして頂いていたところからシステムアップの作業を行いました。
ベーシックパッケージなのでドアスピーカーは純正の16センチのままで、外板裏にベーシック防振の施工がしてあるので、ノーマル状態よりは力強く切れのあるサウンドになっています。
ツイーターはアップグレードでピュアディオブランドのATX-30を使用しているので、普通はドアスピーカーで鳴らす上の方の音域までツイーターで再生していて、純正ミッドでの再生音域を減らしているので、ベーシックパッケージにしてはセパレートスピーカーに近い音を再生させています。
今回はラゲッジスペースにエンクロージャーを製作して、JBLの25センチウーファーを取り付けて、更に純正スピーカーの低音域も鳴らさない様にして、25センチウーファーでこれまで再生出来なかった音域までプラスするので、ベーシックパッケージがベースになっていながら極めたシステムとなりました。
ウーファーユニットの上には頑丈なグリルが付けてあるので、少々荷物が当たっても大丈夫な作りになっています。
アンプは以前からお持ちだったARCの4CHの物を助手席シート下に取り付けて、ピュアディオブランドのSKYのRCAケーブルで2系統サイバーナビから音信号を送って来て、フロント2CHとウーファー側はミックスモノにしてウーファーを駆動させています。
クロスオーバーはサイバーナビに内蔵のものを使用して、フロントスピーカーとリアスピーカーの下限周波数とスロープ角度と、ウーファーの上限周波数とスロープ角度の調整を行いました。
これが簡単そうに見えてとてつもない組み合わせ数があって、あーでもない、こーでもないと1時間以上格闘しました。
スピーカーの組み合わせが変わったのでピュアコンの数値を変えて音の鳴り方を変えて・・
ウーファーとフロントスピーカーは計算上で丁度にすると音が薄く聴こえるので、意図的にウーファーとフロントスピーカーを重なり気味にセッティングして、イコライザーで重なった部分を徐々に下げて行って、それで生音に近いサウンドに仕上げました。
現行のサイバーナビでは31バンドのイコライザーの他に簡囲型の5バンドイコライザーも付いていて、ここがパッケージのフラットかカスタムでフラットかで音が微妙に違い、最終的にここの切り替えで良い方を選んでからセッツティング画面を閉じます。
クロスオーバーとピュアコンとイコライザーと、そしてアンプのゲイン調整と、合計2時間以上かけて音調整を行い、もうこれ以上の組み合わせは考えられない!というぐらい色んなパターンを探った上で完成しました。
ボーカリストの生の声を知らなかったら、「これがノリのいい音!」と、簡単にセッティング出来たかも知れませんが、歌っている本人の声を知っているとどうしてもノリだけではセッティング出来ず、ある意味地獄です。
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