今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、ホンダのフィット3です。
ホンダ純正のギャザーズのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付けと、ベーシック防振の施工の、Wパッケージの作業を行いました。
ますはナビオーディオを取り外して、裏から音信号を取り出して、ピュアディオブランドのPSTケーブルでグローブボックス下に送ります。
グローブボックス下にはMDF板を敷いて、その上に4ピース構成のフィット3の特性に合わせた値のピュアコンを取付けます。
ブラックボックスは白いラベルのRRタイプで、4000円プラス税の追加ですが、ほとんどの方がRRタイプを希望されて、現在デモンストレーションはRRタイプを使って行っています。
ピュアディオブランドのATX-25の発売と共にRRタイプは10数種類のなかから細かく値が選べて、更に高音の音の粒立ちが細かいという事で、セットで人気商品となっています。
ベーシックなのでドアの16センチスピーカーはそのまま使用して、ピュアコンでフルレンジの上限に制限をかけているのでこもる周波数は出ておらず、更にインピーダンスをやや上昇させているのストレートに鳴らしているよりも音に重みが出ています。
フィット3の外板裏は何も貼ってなくて、残響がかなり残っているので、ベーシック防振で残響を抑えて音のかぶりを無くして、外に音が漏れ難い様にします。
また外に音が漏れ難いという事は逆に外のロードノイズの防止にも効果があって、静粛性アップにもつながっています。
一般的にデッドニングと呼ばれている大量にマットを貼り付ける手法と違って、響きの中心と周波数を調べる事によって、響かない所には貼らないし、貼ってもその響きに最も効果がある材質を選んでいるので、ドアが重たくならない割に効果が大きく、大量のブチルゴムの響きがスピーカーの音に乗っかって、音量は増えたけれども本来の音楽の音と違う音になったという事が無い様にしています。
全ての組み立てが終わって音が出る様になったら、純正ナビのサウンド設定を行います。
中味はケンウッド製で、様々な音を強調する機能は本来の音色と変わってしまうので、全てオフにして、イコライザーとフェダーの調整で音を整えて行きます。
最近のナビオーディオはどこのメーカーも調整画面の時と再生画面の時に音の差が出ていて、これでいいと思ってイコライザーパターンをメモリーして、それで再生画面に戻ると音のイメージが変っているので、何度も調整画面と再生画面を行き来して納得出来るイコライザーパターンを探しました。
自分のCDとお客様のCDとSDカードと、FMラジオの自分が生声で何度も聞いた事のあるパーソナリティーの声で音をを調整して、フィット3は閉店前に完成しました。
そしてこのフィット3は何とマニュアルミッション車なんです!
フィット3でMT車が選べるとは、驚きです!
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Posted at
2019/08/22 09:44:27