今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、三菱のEKクロスです。
三菱純正の大画面ナビオーディオを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付けと、ベーシック防振とセメントコーティングの施工の、トリプルパッケージの作業を行いました。
まずはドアの内貼りと防水シートを外して、外板裏に防振メタルと防振マットを貼り合わせます。
EKクロスの入庫は初めてですが、双子車の日産デイズと同じドアなので、純正の防振材1枚の周囲の取れていない周波数の振動をピンポイントで抑えています。
外した内張りはそのままではツルツルで防振材がくっつかないので、粗目を付ける下地作りを行ってからセメントコーティングを行います。
純正ナビは一度取り外して、裏からピュアディオブランドのPSTケーブルで音信号を取り出します。
PSTケーブルはグローブボックス下に送り、日産のデイズで実績のある値のピュアコンに繋ぎ、周波数幅とインピーダンスとツイーターレベルを調整して、純正の16センチスピーカーと後付けのツイーターに分配して送ります。
純正のツイーター位置は使わずに、ダッシュにスタンドを使って角度を付けて、ピュアディオブランドのアップグレードのATX-30を取付けました。
全ての結線が終わったら純正ナビのイコライザー調整を行います。
この画面はパナソニックのストラーダですね。
イコライザー調整を行ってメモリーしてを繰り返して、一番良いパターンを探します。
今回はオプションのSSFを加えて6ピース構成のピュアコンで鳴らして、何種類もの値の違うSSFを取付けて聴いて、値を変えてまた聴いてを繰り返して、最も生音・生声に近くなる値を選びました。
ベーシックのトリプルパッケージなので純正の16センチスピーカーはそのままなのですが、クセのあるスピーカーに交換して変に特徴を付けるよりも、何の特徴もない純正スピーカーの音を磨き上げる方が、意外と元の音に対して正確な音が出るので、不思議なものです。
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Posted at
2019/12/22 10:19:32