今日は朝仕事前に山陽小野田市の竜王山公園の展望台に行って来ました。
竜王山は毎週日曜日の7時になるとサウンドピュアディオのお客様がここから433・12メガで電波を出されていて、山口県内外の数十人のアマチュア無線家がここを目指して交信しています。
本当は6時から430・27でAMの帯域を更に狭くしたSSBという方式で電波を出されていますが、AMよりも帯域が狭いと音がそれなりなので、音の良いFM送信の7時からの部に家から参加しています。
40局ぐらいの電波が1時間で飛び交うと、自分のアンテナがどこまで届くかという指針になって役立つのですが、元々は宇部市内の無線屋さんが始められたのですが、病気で亡くなったのでその後をピュアディオのユーザーの方が受け継がれて、毎週ここから電波を出されています。
今日は8時を過ぎたら日本アマチュア無線連盟の山口県支部のコンテストに参加されるために50メガ用のアンテナを組み立てられていました。
50メガの波長は6メートルで、2メートルのエレメント2本の間に2メートルのワイヤーを張って6メートルの1波長アンテナとなっています。
ちなみに電波の波長計算は、300÷周波数で、300を50で割ったら6になるので、波長は6メートルでその前の433メガは300÷433で69センチで、先ほどのテレビのアンテナみたいなのが2分の1波長なので35センチ前後のエレメントが15本あります。
先ほどまであった15エレメントのアンテナを外して、モーターで逆三角形のアンテナを動かして、感度の一番いい向きを探します。
自分の本来の目的は駐車場ではなくて歩いて上がる展望台の方で・・
こちらでは高校生の無線家が145メガと433メガでコンテストに参加していて、自分達が作っている7の会が学生の無線活動を支援していて、ここで使っているアンテナ2本とケーブルと無線機1台を無償で提供しています。
アンテナは指向性のある物と無指向性の日本で、主に山口県が対象のコンテストなので東に向けた指向性の物だけでも十分と思いますが、自分はセッティングが終わったら仕事に向かわないといけないので、電波が出る段取りをしたら直ぐに下山しました。
そういえば高校生の無線家は朝8時前に親に車で連れて来てもらって、コンテストが終わる午後3時に迎えに来てもらえるそうで、確か親の車に付けているアンテナは145メガしか対応していないので、昨日のブログに書き込んだコピー物の145メガと433メガの共用のアンテナをあげました。
自分は高校生の時の3年間はコンテストに参加しても入賞出来ずにいて、高校を卒業してスバル・レオーネ4WDを買って、その年は運良く天候が荒れて、大雨の中美祢市の桜山の当時舗装してなかった道を4WDを使ってズリズリ滑りながらも登って、充電池ではなくて車から好きなだけ電気をとりだせるという、高校生時代には出来なかった技が使えて、当時の交信数×交信地域数という計算で最高得点を取って優勝する事が出来ました。
ただコンテストで優勝するという一つの目標を達成したからか、その後無線よりは車のオーディオにはまって行き、数年後にはカーオーディオ専門店を開業する事になりました。
ただ同じパワーでもインピーダンスの整合性を上げて効率的に電波を飛ばすという技術が、オーディオで無駄に電気を食う大パワーのアンプを使わないという発想に繋がっていて、音波と電波の種類の違いがあるものの、他のオーディオ店と発想が違うのは、高校生の時に限られた電気をいかに有効に使うかという知恵を絞った事がきっかけではなかったかと思い、7の会というBMW7シリーズに乗った経営者が学生の無線活動を支援するという、次の技術者を生むための活動を行っています。
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ドライブ | 日記
Posted at
2020/05/17 19:16:37