先日宇部店の製作室でコンデンサにハンダ付けをしていたら、放熱クリップが付いた状態を見た専務が、「まるでタコみたいですね。」と言いながら通って行きました。
確かにクリップを数えらた8本あるので、タコの足と同じです。
そして、「社長の周りはタコがいっぱいですね。」と言っていて、そのタコの1つが宇部店のピットの上に上がっている電離層の状態を知るために上げている、タコというか昔の漫画に出てくるタコ風の火星人みたいです。
宇部店の製作室ではこmのアンテナで51メガと145メガを受信していて、51メガで関東や東北の電波が聞こえたら、すぐに店頭のラジオを77メガや80メガなどの北九州の電波を受けるのをやめて他のBGMに変えないと、ガーガー!ノイズが入ったり、東北の放送が聞こえたりします。
最近突発的に普通は電離層反射をしない51メガやFM帯の電波を反射する様な濃い電離層が発生して、51メガで遠くの電波が聞こえた!と思った時はすでに遅く、店頭ではFM放送にノイズが入っていて、アンテナも無線機の実質的には役に立っていません。
ただ51メガの遠くの電波が聞こえなくなったら、店のFMを元の状態に戻せばいいので、今では電離層反射の終息検知用となっています。
そしてもう1本自宅の車庫の上にタコみたいなアンテナが立っています。
普通電離層反射で遠くが聞こえるのは、だいたい24メガ以下ぐらいで、このアンテナはかなり巻の多いコイルが何個も付いていて、3・5メガ・7メガ・21メガ・28メガ・51メガ・145メガ・433メガまでの送受信が出来ますが、これで51メガの突発的な電離層反射も聞く事が出来ます。
ちなみに3・5メガの1波長は80メートルで、その4分の1波長の20メートル分の働きを縦に長いコイルと上下のエレメントでさせているので、あのコイルはとんでもない巻き数で巻いてあります。
ただここ最近145メガの通常は電離層反射がおこらない周波数で東北などの電波が飛んできて、もう60年もマチュア無線をされている方が、これまでこの様な高い周波数での電離層反射を体験したのは初めてだと言われていました。
そんな遠くと交信が出来ると無線マニアの人は喜んでいましたが、自分は「こんなに普通ではない電離層反射が起こるという事は、地層にズレが出て来てそれが影響しているかも知れないから、地震が起こるんじゃないですか?」と日曜日ぐらいから言っていました。
すると昨日は東北で震度4」の地震があって、今日は岐阜で震度4で、更に奄美地方で震度3だったか、確かにあちこちで地震が起きています。
タコ型アンテナは電離層の反射を感知していましたが、ある意味地震の予知にも役立っています。
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Posted at
2020/05/19 20:07:23