今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、ホンダのゼストです。
元々のデッキをカロッツェリアのCD・DVDプレイヤーに交換して、フロント2WAYのスピーカーのスピーカーを取り付けて、ドア防振の施工を行いました。
お客様のご希望はアウターバッフルを使わずに、福岡店の製作机にあるB&Wの801の様な音を再現したいという事で、ピュアコンは専用設計で作っています。
ツイーターはJU60の原型のJBLの560GTIの物で、JU60よりもフレームが大型になっています。
ドアに付けるスピーカーは、内蔵アンプでも十分に鳴る効率の良さと、サブウーファーを付けなくてもそこそこ低音が出せるユニットという事で、JBLのP660Cのミッドを使用しました。
インナーバッフルを製作して、周りにシール材を貼って、外板裏にはベーシック防振の施工がしてあります。
スピーカーの周りのシール材はウエーブ状の物の方が低音の量が出ますが、音色が実際の音と違って聴こえるので、普通の形状の物を使っています。
低音の量は欲しくても、801型スピーカーの音色と違ってしまえば、本末転倒となってしまいます。
ドアの内張にはセメントコーティングの施工を行って、表面に乗る微細な振動を打ち消します。
そして車全体の静粛性を上げるために、リアドアとリアのハッチと、フロントのAピラーの内張裏にもセメントコーティングを施して、静かで高級感のあるゼストになりました。
最後にデッキのイコライザー調整を行って、自分の調整用CDの他にお客様が入庫時に入れておられたCDも聴いて合わせていたら、自分が実際にお会いして生声を聞いた事のある女性ボーカリストの方の楽曲が入っていました。
アンプ無し、サブウーファー無しで801型スピーカーの音に近づけながら、更にいつも聴かれている女性ボーカリストとは実際にお会いして生声を聞いているなど、他店では絶対に出来ない音のチューニングで、ある意味だれも答えを知らないのに自分だけ答えを知っていて、反則みたいな音造りです。
イイね!0件
TS-T730Ⅱ カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2025/01/07 15:02:47 |
|
映画『シン・ゴジラ』を観て来ました カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2016/08/16 14:33:11 |
![]() |
ホンダ・ステップワゴン スピーカーの音質アップ カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2015/11/17 14:55:36 |
![]() |