今日は自分が20歳の時に自営業を始めてから30周年となります。
当時はピットも駐車場も無い事務所で営業していて、ディーラー・中古車店・タイヤショップなどに出張してカーオーディオの取り付けを行っていました。
サラリーマン時代に乗っていたスバルのレオーネ4WD(今で言うとアウトバックみたいな)を手放して、軽の箱バンの中古を買って西へ東へ他所様のピットの隅で小さくなって作業を行っていました。
もう長年井川ブログをお読みの方はもう何回も読んだ話かも知れませんが、そういう生活を1年半ぐらいしていたら、そのうち口コミで「あそこの店の取り付けは西中町に事務所がある、あのお兄ちゃんがやっているから、あそこに直接持って行こう。」という話が出て来て、土曜日の夕方になると若者が集まって来て、路上駐車の嵐となりました。
当時はドナ・サマーやアラベスクやジャクソンズなど、洋楽のダンス物を聴かれる方が主な顧客で、本来は若者が集まる通りではなくて、さびれた商店街が一部だけ様子が変わり、とうとうディスコを作るための工事が始まりました。
ただ駐車場が無くて路上駐車の嵐ですから、そのうちそれが原因で交通事故が2度起こって、住民からの厳しい目があってとうとうそこを出る事となりました。
そして宇部市中野開作に引っ越すことが決まって、きちんとした店としてオープンしたのが22歳の年の10月10日でした。
ちなみに自分が引っ越した後に西中町の通りはバッサリ若者が集まらなくなって、引っ越した後にオープンしたディスコは数か月でつぶれたそうです。
そこから6年しか中野開作にはいなくて、山陽小野田市の有帆にテナントではなくて、自社物件の店舗をオープンさせた時が28歳でした。
ただ山陽小野田市の店も8年経ったら手狭になって来て、そこ手放さずに自社所有のままで今の宇部市妻埼開作に移動して来て、有帆の140坪の敷地から、270坪の敷地に移転して、のちに50坪を買い足したので、現在は320坪という、カーオーディオ専門店としてはかなり大きな店舗となっています。
有帆の店舗だった所は倉庫として使っていて、140坪の敷地は荒れ地となって使えなかった部分を整地して160坪に増やして480坪となり、更に中野開作に第二倉庫も作って、600坪以上という広大な敷地で会社を運営する様になりました。
自分が宇部店の長年の営業方針として、『富士山・エベレストビジネス』というのを常に掲げています。
それは「富士山の次に高い山はどこですか?」とか、「エベレストの次に高い山はどこですか?」と聞かれて、普通はすぐに答えられない様に、「山口県でカーオーディオと言えば?」というと、サウンドピュアディオというぐらいの知名度になっています。
まあそれでも途中で主力に販売していたナカミチの日本法人が無くなって、代わりにピュアディオブランドの製品をスタートさせるなどの紆余曲折がありましたが、ピュアディオブランドは来年で発売から20周年となり、2003年にオープンした福岡店は、粕屋郡新宮町からやっと福岡市内で営業出来る様になって、今年の夏以降過去の月当たりの取り付け台数としては最高を記録しています。
普通だと開業記念日で何か記念品を配るところですが、今日の昼間にたまたま日付を書くことがあって、10月10日と書いて、「今日が開業記念日だ!」と気が付きました。
その時に知人にラインで、「今日は開業30周年です。」と間違った内容を送ってしまい、今慌てて訂正しました。
開業当時はカーオーディオを直接お客様に販売する事はなかったので、一番古いお客様で38年前後という方が何人かおられて、その方のお子様がお客様になられて、お子様を連れて来られてとう状態なので、そのうち3代に渡ってお付き合いという事になるかも知れませんが、38年前にオーディオボックスとして開店したお店が、2001年にサウンドピュアディオと改名して自社ブランドの商品を発売する様になりました。
長年のお客様と新しくお客様になられた方々に支えられて、コロナ禍の厳しい中を何とか営業し続けられている事を、心から御礼申し上げます。
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カーオーディオについて | 日記
Posted at
2020/10/10 19:08:52