今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、ホンダのエレメントです。
お客様はかなり探して手に入れられたという、かなり珍しいお車で、以前お使いだったシステムを移設して取り付けました。
ピラーの根元にはかなり大型のグリルの純正ツイーターが付いていますが、ここは使わずにJBLのP508型ツイーターをスタンドを使って取り付けました。
2台前のお車から移設し続けておられるこのツイーターは、現在もレンジ・レベル共にきちんと鳴っています。
無茶な鳴らし方をしなくて、夏の日差しをガードしていれば、かなり長い期間良い音を奏でてくれるツイーターです。
車種によってダッシュの傾きが違うので、後ろのスタンドを替えて次の車に合わせています。
手前から70度・80度・85度・90度・110度と、出る確率の高い角度はあらかじめ作ってストックしてあります。
角度だけでなく、ツイーターの種類で大きさが違うので、かなりのストックの数になります。
そういえばエレメントのツイーターのグリルはかなり大きいのですが、実は音が通る穴が空いた部分は面積の半分かそれ以下で、中のユニットはかなり小さくて、見た目ほどの周波数レンジは取れていませんでした。
ドアのスピーカーは純正を取り外して、ここも2台前から移設し続けている、JBLのP560Cのミッドをインナーで取り付けました。
そしてグローブボックス下にMDF板を敷いて、その上にピュアコンのブラックボックスとコイルを取り付けました。
ブラックボックスは中を開けてカスタマイズして、エレメントに対応する様に合わせました。
全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、カロッツェリアの楽ナビの音調整を行います。
ラウドネス・ハイパスフィルターをオフにして、サブウーファー設定は付いていなくてもオンにしていると低音が強く出るので、たまにウーファー無しでもオンにする時もありますが、低音は十分に出ていて、逆にウーファー設定をオンにするとこのナビでは中高音が抑圧されたので、調整機能は全てオフで、素の音に近い状態で再生しています。
ピュアコンのカスタマイズでエレメントの特性にピッタリ合ったのか、7バンドのイコライザーは何度調整してもフラットが一番生音・生声に近く聴こえました。
エレメントのお客様は音の出来には大変満足されていて、初代・2台目・3台目と、同じスピーカーを使いながらも、ピュアコンのチューンでどんどん音は良くなって来ています。
その年々良くなるという根源は、毎年何人かのボーカリストの方や演奏家の方にお会いして、常にもっと生音・生声に近くを目指していて、ナビゲーションのGPSが受ける衛星の数が増えれば増えるほど自車位置が正確になるみたいなイメージで仕事をしています。
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