今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、トヨタのカローラツーリングです。
トヨタ純正のディスプレイオーディオ付きのお車にベーシックパッケージの取付をして頂いていました。
カローラツーリングのドアスピーカーは16センチのフルレンジタイプで・・
リスナーから見るとグリルがスピーカーの上の方にかかっています。
そのため他の車種よりもツイーターの周波数レンジを広げて高音再生させて、中音の上の方までカバーする必要があります。
それでも音のヌケが良くなかったので、ミッドとトレブルを上げて音のバランスを取っていました。
このカローラツーリングの取付を行った後に福岡店で、10日間で3台のカローラツーリングが入庫した事があって、その時にカローラツーリングのディスプレイオーディオ専用のピュアコンを開発しようという事になりました。
ところが同じカローラツーリングでも初期のプレイヤー無しのタイプと、後から発売されたCDプレイヤー付で微妙に音が違って、プレイヤーレスとプレイヤー付の2種類のピュアコンを開発する事になりました。
その3台連続でカローラツーリングが入庫する前に宇部店で取付したお車で、確かに純正に比べたら良い音なのですが、その後に開発したディスプレイオーディオのシステム別専用設計の方が更に音の透明感が高いので、お客様に来店して頂いてピュアコンを交換す事となりました。
通常の最も値が合っている物と、カローラツーリングのディスプレイオーディオでも仕様違いに合わせた物を聴き比べて、最も生音・生声に近い組み合わせにしました。
するとミッドとトレブルを上げなくても中高音はスムーズに鳴る様になって、ディスプレイオーディオのネガティブな部分は解消されました。
実はカローラツーリングとカローラスポーツでも少し特性が違っていて、カローラスポーツはオーディオレスがあった時の車と、ディスプレイオーディオになってから少しピュアコンの内容を変えています。
ベーシックパッケージの車種別専用設計が生まれたのは2006年ですが、まさか同じ車種の仕様違いでパッケージを変える時代が来るとは、当時のオーディオからしたら考えられない事ですが、この様な細かな対応がベーシックパッケージの魅力の一つです。
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